事業再生ADRを10月上旬に申請したANAPが、11月20日に開催した株主総会において、同社の完全子会社であるANAPラボの解散を決議した。
ANAPラボは、2017年9月に人工知能(AI)によるECのシステム開発やコンサルティング事業、再生医療に関する研究や開発を目的に設立。今回、ANAPラボの事業が一定の役割を終え、事業再生ADR手続のなかで、同社の事業再生に向けた事業コストの見直しをしていることから、同社の維持コスト、当社事業の選択、集中などを総合的に判断し、解散を決めたという。ANAPラボは、2023年8月期の売上高は161万7000円(前期は542万6000円)、営業損益は450万2000円の赤字(前期は377万3000円の赤字)を計上している。
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今後の展望として、ANAPラボの一部事業をANAPが引き継ぐ見通し。清算結了は2024年2月中を予定している。
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