Image by: AUBRIOT
ワールドから新ブランド「オブリオ(AUBRIOT)」が2024年春夏シーズンにデビューする。「10年後も長く愛用してもらえる上質な服」をコンセプトに、トレンドにとらわれないタイムレスなアイテムを展開する。
オブリオは、2023年秋冬コレクションで「アンタイトル(UNTITLED)」のカプセルコレクションとして展開をスタート。ポップアップを開催して実際に手に取ってもらえる機会を作ったところ、既存顧客のほか新規客層からも人気を集めたことで可能性を感じ、単独ブランドとしてデビューに至った。
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2024年春夏コレクションでは、上質なウールを用いた強撚糸のジャケットとコンビネゾンのセットアップや、くるみボタンでクラシカルなムードのワンピース、スパンコールをあしらったスカートなど、上品さとリラックス感の共存を意識して製作した約50型をラインナップ。価格帯はトップスで3〜4万円、ボトムスで4万円、アウターで12万円ほどと、「アンタイトルとラグジュアリーブランドの中間のレンジ」と位置付ける。メインターゲットは30代以上の女性で、上質なアイテムを求める高感度層に訴求したい考えだ。担当者は「これまでワールドでは高価格帯ブランドの打ち出しが弱かったように感じていたので、オブリオを中長期的にみて売上を獲得できるブランドに成長させていきたい」と話す。
今後は自社ECサイトのほか、2月から順次開始するポップアップでの販売を通じて顧客とのタッチポイントを作り、まずはブランドの認知度向上に注力する方針。担当者は「ゆくゆくは主要都市の百貨店内に直営店を構えられたら」と展望を語った。
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