「ディーゼル（DIESEL）」が、アートとファッションを融合したポップアップ「ディーゼル イン アート（DIESEL IN ART）」を阪急うめだ本店 3階 モード ポップアップ サーカスでスタートした。期間は3月31日まで。初日となる3月1日には俳優・モデルの柳俊太郎が来店し、アート作品と新作ウェアが並ぶ空間を楽しんだ。

　同ポップアップは、ディーゼルがキュレーションする世界唯一のアートギャラリー「ディーゼル アート ギャラリー（DIESEL ART GALLERY）」をフィーチャーした、初の大型ポップアップストアとして出店。「Experimentation（実験）」をテーマに、クリエイティブ・ディレクターのグレン・マーティンス（Glenn Martens）による最新コレクションとアートが融合した実験的な空間を展開している。

　会場では、ディーゼル アート ギャラリーのアーカイヴから国内外で活躍する6組のアーティストをキュレーションしたグループ展を開催。JUN OSON、USUGROW、HAMADARAKA、KYOTARO、岸裕真、齋藤翼の6人が、それぞれの解釈で「実験」をテーマに制作した作品を披露している。また、今回のポップアップ開催を記念して、ディーゼルとアーティストのJUN OSON、USUGROWがコラボレーションした「トラックデニムスウェット」（4万9500円）や「トラックデニムパンツ」（4万9500円）、「トラックデニムTシャツ」（3万800円）などのウェアも販売している。

　また、ポップアップでは「民主的かつ実験的」をテーマとしたディーゼルの2024年春夏コレクションをラインナップするほか、日本のポップアップストア限定のカプセルコレクション「DIESEL POP UP STORE JAPAN EXCLUSIVE CAPSULE」を先行発売。ヴィンテージミッドブルーのデニムをベースに、同ブランドの特徴的な加工テクニックである「コーティング」を施し、手作業でやすりをかけることでユーズド感を生み出した「デニムトレンチコート」（37万700円）や「デニムバイカージャケット（9万2400円）」、シャツ（3万6300円）、Tシャツ（4万1800円）、デニムパンツ（7万3700円）、「GRAB-D バッグ」（10万6700円／全て税込）などを揃えている。

　ポップアップ初日に会場を訪れた柳俊太郎は、ファッションとアートが共存する会場内を興味深げな様子で巡りながら、「シンプルな中に細かなディテールで魅せるディーゼルの服や空間と力強いアート作品のバランスが、空間的に洗練されていてとても気持ちが良いですし、着ている人の個性を潰さずに引き立てるディーゼルらしさを感じました」とコメント。真骨頂とも言えるデニムアイテムが立ち並ぶ中で、着用した日本限定のデニムトレンチコートについて「遊び心を感じられる絶妙なユーズド感がいいですね」と気に入った様子を見せた。普段から美術館などでアート作品を楽しむという柳に、今回の展示で印象に残った作品について訊ねると「AIを用いて制作しているという岸裕真さんの作品が、完成するまでの過程や描いた人の頭の中に興味がわく、奥行きのある作品だなと感じて特に気になりました」と話した。

■DIESEL IN ART
会期：2024年3月1日（金）〜3月31日（日）
場所：阪急うめだ本店 3階 モード ポップアップ サーカス
所在地：大阪府大阪市北区角田町8-7
営業時間：10:00〜20:00
参加アーティスト：JUN OSON／USUGROW／HAMADARAKA／KYOTARO／岸裕真／齋藤翼