「イプサ（IPSA）」が、従来の肌に関する測定に、潜在的な心の状態やライフスタイルを数値化する機能を追加した新測定「イプサ バランスケア」を導入した。1人ひとりに合ったスキンケア・メイクアップの提案だけでなく、「肌×こころ×からだ」のライフスタイルに寄り添ったカウンセリングとお手入れ方法“レシピ”を提供。IPSA AOYAMAを皮切りに、6月21日から伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店、ジェイアール名古屋タカシマの店舗に導入し、将来的にはイプサの全店舗での展開を目指す。

　イプサは、肌のスペシャリストであるレシピストと呼ぶビューティスタッフのヒアリングと独自の肌測定器「イプサライザー」による測定・分析をもとに、1人ひとりの顧客に合わせたレシピを提案している。今回、ストレスや疲れなど日々の生活により、乱れやすくなるこころとからだの調和を取ろうとする力「心身調律力」に着目し、イプサ バランスケア測定を導入した。現在の気持ちに寄り添う測定を実施し、リビングや洋服などといった5つの“日常”の画像に直感で順番を付けるなどで、こころとからだの調和を取ろうとする力の発揮度を明らかにする。これによりレシピストは、従来の肌の状態によるお手入れ方法に加え、現在のライフスタイルにおけるこころとからだのバランスに必要なヒントやアドバイスを行う。

　新測定で用いる、潜在的なこころの状態を測る画像測定は、デザイン心理学を専門とする千葉大学工学部発のベンチャー企業、BBSTONEデザイン心理学研究所と共同で開発した。