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気温上昇で夏物動く、ユニクロとユナイテッドアローズは2桁伸長 国内アパレル関連大手24年4月度

国内アパレル関連大手4月度実績
国内アパレル関連大手4月度実績

気温上昇で夏物動く、ユニクロとユナイテッドアローズは2桁伸長 国内アパレル関連大手24年4月度

国内アパレル関連大手4月度実績

 国内アパレル関連大手各社が2024年4月度の既存店売上高を発表した。ファーストリテイリングの国内ユニクロ事業やユナイテッドアローズ、しまむら、良品計画など多くの企業では、気温上昇に伴い夏物商品の販売が好調に推移し、前年同月比で増収となった。

 ファーストリテイリングの国内ユニクロ4月度は、打ち出した商品と実需がマッチしたことで夏物商品を中心に好調な販売となり、前年同月比18.9%増と大きく伸長。ウィメンズではブラトップやメッシュニットなど、メンズではTシャツやポロシャツなどがよく売れた。また、男女共通してウルトラストレッチシリーズのボトムスが好調だった。「GW前半となる4月最終週で天候に恵まれたことも好調に寄与した」とユニクロ広報担当者。

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 ユナイテッドアローズでは、買い上げ客数が2桁増となるなど自社ECサイトを中心とするネット通販が好調だったことに加え、シャツ、カットソー、ニット、ブラウスといった夏物軽衣料の売れ行きが良かったことで前年同月比17.0%と大幅増収。なお、今年の4月は前年同月と比べ休日が1日少なく、2.3%程度のマイナス影響があったと試算している。

 これまで生活雑貨カテゴリーの好調が目立っていた良品計画では、気温上昇に伴い衣類・雑貨カテゴリーが全カテゴリートップとなる前年同月比8.8%増の伸長を見せるなど売上を牽引。生活雑貨、食品のカテゴリーも増収となり、全体では同6.0%増で着地した。

 多くの企業が増収となるなか、バロックジャパンリミテッドは前年同月比1.7%減と苦戦。EC売上は同3.8%増と好調だったが、店舗での売上が伸び悩んだ。また、夏物商品が堅調に売れた一方で、春物商品が売れなかったことも減収の要因となった。

■2023年4月度 各社実績(三陽商会以外はすべて既存店ベース/前年同月比)

国内ユニクロ事業(既存店+Eコマース)
売上高:118.9%
客数:106.8%
客単価:111.3%

しまむら
売上高:106.3%
客数:104.1%
客単価:102.1%

良品計画(直営既存店+オンラインストア)
売上高:106.0%
客数:100.6%
客単価:105.3%

アダストリア
売上高:104.1%
客数:100.9%
客単価:103.2%

ユナイテッドアローズ(小売+ネット通販 既存店)
売上高:117.0%
客数:111.2%
客単価:104.5%

ワークマン
売上高:101.1%
客数:100.3%
客単価:100.9%

バロックジャパンリミテッド
売上高:98.3%
客数:97.9%
客単価:100.4%

三陽商会
売上高
百貨店:102%
直営店:94%
EC:90%

最終更新日:

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