カリモク家具が展開する家具ブランド「石巻工房 by Karimoku」が、自社ブランドとしての活動を終了し、OEM製品としてリニューアルする。
石巻工房 by Karimokuは、石巻工房とカリモク家具との業務提携により2019年にスタート。建築家兼デザイナーの芦沢啓治が2011年の東日本大震災直後に簡素な設備の市民向け工房を宮城県石巻市でスタートし、そこから生まれたデザインをカリモク家具と共有することで商品化をしてきた。
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カリモク家具はリニューアルについて、世界的な木材需要が増加し、輸入材の価格が高騰していく中で日本各地の里山から採取できる広葉樹がバイオマス燃料として消費されてしまい、十分に活用できなくなったことが背景にあると説明。日本の森林が抱える問題への解決に取り組みつつ、製造技術と規模の相乗効果をさらに高めることを目指すという。リニューアル後は、ナラで統一していた従来の表面材と芯材を、様々な樹種で製作できるように仕様を変更。リニューアル後の製品は芦沢啓治がディレクターを務めるインテリア ライフスタイル 2024のアトリウム特別企画「ニュー・ローカル。」内の特別展示「石巻工房の挑戦展:新たな価値を生むデザイン」で披露される。
◾️特別展示「石巻工房の挑戦展:新たな価値を生むデザイン」
日程:2024年6月12日(水)〜6月14日(金)
会場:東京ビッグサイト アトリウム
入場料:無料
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