ローレンス セミション氏
Image by: Diptyque
「ディプティック(Diptyque)」が新体制を発表し、シニア バイス プレジデントのローレンス セミション(Laurence Semichon)氏が昇格し、新CEO(最高経営責任者)に就任した。2007年からディプティックのCEOを務めていたファビエンヌ モニー(Fabienne Mauny)氏は、親会社マンザニータ キャピタル(Manzanita Capital)のオペレーティングパートナーとディプティックの社長に就任。COOのニコラ フロケ(Nicolas Floquet)氏は、新たにDeputy CEO(副最高経営責任者)を兼任し、新CEOをサポートする。社長を務めていたクリス ガレック(Chris Garek)氏は、マンザニータ キャピタルとディプティックの両方の役職から退く。
ディプティックは2023年に過去最高の業績を収め、またパリとロンドンにコンセプトブティック、ディプティック メゾンをオープンするなど、競争力と独立性を高め事業の長期継続性を確保することで、ブランドの「将来への備え」を確実なものにしてきた。今回、この成長を継続的に保つためガバナンスを変更する。
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新社長に就任したセミション氏は、「長い歴史や無限の可能性を秘めたメゾンであるディプティックで、この新しい職務に就けることを大変光栄に思います。ディプティックの今後の成長を確かなものにするため、取締役会やすべての才能ある社員と協力することを、すでに楽しみにしています」と語った。また前CEOのモニー氏は、「16年以上にわたってこの素晴らしい会社の舵取りをしてきた自分にとって、ディプティックの発展をリードすることができる新たなリーダーシップチームを発足させることは必要不可欠なことでした。この新しいガバナンスは、私たちが常に浸透させたいと考えてきたことを反映したものです。それは、創業者のプロジェクトの継続性と認知であると同時に、会社の発展や戦略的なポジショニングに貢献してきた人々に新たな責任を与える機会でもあります」とコメントした。
マンザニータ キャピタルのビル フィッシャー(Bill Fisher)会長は、「ガバナンスの変更により、ディプティックは将来に備え、堅実で収益性の高い持続可能な成長を遂げることができるでしょう。この機会に、 ディプティックに対するクリス ガレックとファビエンヌ モニーの長年の貢献に敬意を表したいと思います。 株主を代表し、ディプティックの新しいリーダーシップチームの成功を祈念いたします」と述べた。
■ディプティック:公式サイト
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