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繊研plusファッションリユースの業界団体、アンドバイヤーが主催する消費者向け古着販売イベント「フルギフェス」が人気を集めている。6月23日に開催された第7回には、全国から約250の古着屋が集まり、前回の12月展より2000人多い約1万7000人が来場した。
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17年にスタートし、年2回開催している。出展者は高額なビンテージウェアを扱う有名店から、ウィゴーなど複数店舗を運営する大手まで幅広い。実店舗を持たずECで販売している事業者も参加している。
店舗のようなブースもあるが、商品を積んだ車を乗り入れてフリーマーケットのように販売するブースが目立った。数千円のTシャツから、年代物のミリタリージャケットまで販売しており、古着初心者もマニアも楽しめる。
車を乗り入れたフリマ風のブースを宝探しのように見てまわる
入場料は500円。来場者は10、20代の男性が多い。ある客は「古着と新品を合わせて着るのが好き。今日は予算が2万~3万円で半袖のトップを探す」と話す。
アンドバイヤー理事を務める、古着小売りのJAMトレーディング社長の福嶋政憲氏は「回を重ねるごとに若い客が増えている。若者が古着を買う場として、このイベントが定着してきた」とみる。
ウィゴーでは夏物の数千円のTシャツや半袖シャツがよく売れた。「新品だけでなく古着も売っていると知ってもらえた」
福嶋氏は「来場者数が多く売れ行きもいいと、出展者からの評価が高い。単価が上がる12月展は、より期待できる」とみる。
アンドバイヤーの福嶋政憲氏(右)と鈴木道雄氏
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