NESTBOWLを活用して転職成功した方にインタビューする【NESTBOWL転職成功事例】シリーズ。転職する理由やキャリア経歴は人それぞれですが、誰かの転職ストーリーがあなたの励みやヒントになるかもしれません。今回は、留学先の海外の大学から未経験でラグジュアリー業界への就職を叶えたIさんにインタビュー。他の学生よりも不利な状況での就職活動を経て、見事に夢をつかんだIさん。就職活動で苦労したこと、大切にしたマインドセットに迫りました。
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大学在学中にラグジュアリーブランドについて学び、憧れが夢になる
― これまでの経歴を教えてください。
幼少期から海外で過ごし、ハワイの高校を卒業してからは、スイスの大学に進学して国際ホスピタリティビジネスを専攻していました。大学在学中は2つのホテルでインターンを経験して、最終学年ではラグジュアリーブランドマーケティングを専攻。
卒業と共にInternational Hospitality Business with Luxury Brand Strategyの学士を取得しました。スイスの大学はホスピタリティーやラグジュアリーブランドについて学ぶカリキュラムに特化した大学が多く、興味が湧いたのでスイスへの進学を選びました。
― どんな大学生活を過ごされていましたか。
もともと人と関わることが好きなので、学校内の委員会に積極的に参加しようと心がけていました。委員会を通じて学生向けのイベントを企画したり、他の学校にはない特有のクラブで活動してみたり。大学ではホスピタリティーマネジメントを学んでいたこともあって、2か所のホテルで長期インターンにも参加していました。
― ラグジュアリーブランドに興味を持ったきっかけについて教えてください。
家族がラグジュアリーブランドのアイテムを身につけていて、小さい頃から興味がありました。自分自身もアクセサリーが好きでずっと憧れていた業界でしたし、大学でラグジュアリーブランドについて学んだことで業界に関わりたいという気持ちが大きくなっていきました。
― 今回入社を決めたラグジュアリーブランドを選んだ理由は何ですか。
授業で様々なブランドの歴史や成長戦略などを学びながら知識を深めていく中で、より現職のブランドについて知ることができたことも大きいです。何よりデザインが好きでしたし、就職活動をしている際に企業理念にも惹かれました。学生時代に参加していた委員会では「新しいことをしよう」という思考をベースにイベントを作っていて、自分自身新しいことへのチャレンジを大切にしていたので、企業理念に共感する部分が大きかったです。
日本の学生と同じような就職活動はできず、自ら人事にアタック
― 就職活動の際は、日本での就職を考えていたのでしょうか。
日本が大好きなので、日本にある外資系企業に就職を希望していました。海外で就職することも考えたのですが、海外生活が長いこともあり、一度は日本に住居を置きたいと考えていたので、基本的には日本で就職活動をしていました。
― 慣れない土地での就職活動で苦労されたことはありますか。
海外の場合、卒業時期が日本とは異なるので、日本の学生と同じような就職活動ができなかったことは大変でしたね。年間を通して採用している企業を探しながら、人事の方に直接連絡を送ってみたりもしました。
一方で直接連絡することで多くの就活生の中に埋もれないメリットがありましたし、ダイレクトに自身のことをアピールできたことは効果的だったと思います。チャレンジを恐れない自分の性格に救われました。
未経験ながらも、いかに即戦力になるかをアピール
― 未経験でラグジュアリー業界を志望するにあたって苦労されたこともあるのでしょうか。
学生時代のインターンシップはホテル業界だったので、ラグジュアリー業界に対してはまったくの未経験。採用する側も判断が難しかったと思いますし、私自身この業界に関する情報を持っていなかったので、情報収集から苦労しました。
― そんな中、どのようにご自身をアピールされたのですか。
大学でラグジュアリーに関する学問を専攻していることを強みとしました。有名ブランドはもちろん業界全体の知識、マーケティングの知識や経理の知識も幅広く持っていることを強く伝えました。また、学生のインターンシップでは短期が多いと思うのですが、私は長期のフルタイム型インターンシップに参加していたので「即戦力になれると思います」とアピールしていました。
― 就職活動に臨む際の情報収集はインターネットが中心でしたか。
インターネットでの情報収集がほとんどでした。やはり今の時代、自分の思いや体験談を語るのはネットだと思うんです。日本国外から就職活動していた私にとってはすごく助かりましたね。LinkedInは利用していましたし、ネットでの情報収集の中でNESTBOWLと出会いました。きっかけは、転職活動を成功させた方のインタビュー記事だったと思います。最初は就職をサポートしていることは知らなくて。その後、NESTBOWLはラグジュアリーブランドに特化した求人が強みだと知り、より深くサポートしていただくことになりました。
面接は自然体で臨み、得意なことは最大限のアピールを
― 面接の対策としてはどのようなことをされていましたか。
実際に店舗に行き、接客を受けて、働いている方々がどのような仕事をしているのかを確かめました。その後、自分の強みと弱みを書き出しながら自身のスキルを見直して、面接に臨みました。今振り返ってみると、自分を過剰評価せず偽りすぎない自然体で面接を受けたことが良かったのかなと思っています。自分の得意、不得意は必ずあると思うので、それらを明確に伝えるべきだと思います。そして得意なことは最大限アピールすべきだと思います。
― 面接はどのようなフローで採用が進んでいきましたか。
1回目が人事担当の方で、2回目がリージョナルマネージャー、3回目が配属予定の店舗での面接でした。1回目は大学での生活や勉強の話が中心だったので、面接ではなく簡単な面談だと思ってしまうほどでした。
2回目の面接ではインターンでの経験や失敗談、その失敗の打開策、ブランドの理解度などをより深く聞かれました。1回目の面接では私自身の内面を見られ、2回目はスキル面を確認された認識です。
無駄になってもいい。チャレンジしてみることが大事
― 今後、挑戦していきたいことはありますか。
何事にも恐れずにチャレンジを続けていきたいです。その時は無駄のように感じる事も、将来には経験値になる。挑戦せずに後悔するよりマシ、無駄だったら無駄でいいと思うんです。だからこれからも、初心を忘れず起業家精神を持ってチャレンジしていきます。
― NESTBOWLの転職支援サービスを利用してみていかがでしたか?
就職活動の終盤は、NESTBOWLと二人三脚で進めていて丁寧なサポートがすごく心強かったです。活動の中で参考にさせていただいたインタビュー記事も、すべてが私に当てはまるわけではなかったのですが、さまざまなバックグラウンドを持つ方々のお話をたくさん知ることができ、とても勇気づけられました。
このインタビュー記事をご覧になる方々も、いろいろな境遇で就職活動をされていると思います。私自身が参考になったのと同じように参考になればいいなと思います。特に、同じように、海外の留学先から日本で就職したいという方に読んでいただけたら嬉しいです。
海外の大学卒業後、未経験でラグジュアリー業界への就職を見事成功させたIさん。「何事にも恐れずチャレンジし続ければいつか成功する」。簡単そうでも多くの人ができないことをやり続け、夢を掴みました。今後のIさんのご活躍を楽しみにしております。
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