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繊研plusクラシコムは24年7月期連結売上高が70億1200万円(前期比15.7%増)と初めて70億円を超えた。「北欧、暮らしの道具店」の成長と前期に事業買収したDtoC(消費者直販)ブランド「フーフー」の連結による。EBITDA(金利・償却・税引き前利益)は11億4800万円(16.8%増)。25年7月期はマーケティング投資を10億円規模で行い、連結売上高80億円(14.1%増)、中期戦略として27年7月期に売上高100億円を目指す。
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北欧、暮らしの道具店は新商品を意欲的に増やし、売上高が66億7700万円(10.2%増)となった。高単価な新商品をはじめとするアパレルの拡充、コスメの新展開、適切な価格転嫁により、購入者1人当たり年間売上高が3万2228円(7.8%増)となった。フーフーは売上高3億3500万円で計画未達となったが、売り上げ、収益面で連結業績に貢献した。
増収などにより粗利益率は前期比0.4ポイント上昇して43.8%と高水準を保った。のれん代など償却費負担増やオフィス移転などにより販売・管理費率は28.4%と前期より1ポイント上昇したが、増益となった。
なお、足元の課題として、北欧、暮らしの道具店では継続客の購入が伸びる一方、新規購入者の獲得が鈍化している。このため、25年7月期以降、年間10億円規模のマーケティング投資を3年間実施。アプリダウンロード増加のための投資、ウェブ広告、マス広告などで、広告投資ノウハウを積み、その後のマーケティング戦略の土台作りを目指す。9月9日から関西地方でテレビCMを放映している。
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