横浜流星
Image by: FASHIONSNAP
俳優 横浜流星が、フランス・パリで「ディオール(DIOR)」のウィメンズ コレクションに初参加した。これまでディオールのジャパン アンバサダーとして何度かパリを訪れているが、ウィメンズのショーを現地で見るのは初めて。2025年春夏コレクションに出席する一部始終に密着した。
現在、2025年放送予定の大河ドラマの撮影が続いているという横浜流星のパリ滞在は、わずか1日半。シャルル・ド・ゴール国際空港に降り立ったのは、ショー前日の早朝だった。片道約14時間のフライト中は台本を読み込んでいたという。「朝は弱いんですが、機内で有意義に過ごせたので気分は上がっています。今回の旅も楽しみです」。
旅のメインイベントは滞在2日目の9月24日。ホテルの部屋で身支度を整え、ショー会場の「ロダン美術館」へと向かった。この日の装いは、バレエダンサーが着想源となったディオール2024年ウィンター メンズ コレクションから、バージンウールのプルオーバージャケットとバーガンディーのスラックスをチョイス。インナーとして着用したブラウスのフリルがのぞく首元がポイントで、襟足の長いウルフカット風のヘアスタイルが映える。
ロダン美術館の敷地内に設置された巨大な特設会場の中に入り「メンズコレクションより華やかに感じますね」と雰囲気を楽しむ横浜。同じく日本から招かれた八木莉可子や、タイ人俳優アポ(Nattawin Wattanagitiphat)といったアンバサダー同士で会話するなど、国際的な交流の場に溶け込んでいった。
青く染まったランウェイに弓矢を持って登場したのはアーティストのサグ ナポリ(SAGG Napoli)。会場中央のセノグラフィの中で矢を放ち、ショーの幕開けを告げた。ファッションとアスレチシズムを融合し、スポーツウェアがもたらす自由を探求したという2025年春夏コレクションは、アクティブな現代女性のための衣服を提案。クリエイティブ ディレクターのマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)は、1951年に創設者クリスチャン・ディオールがデザインしたドレス「アマゾーヌ」から着想を得て、モノトーンを基調に力強い女性像をダイナミックに表現した。
ショーが終わり、初めてのウィメンズコレクションから得るものが多かったと話す横浜。「しびれました。華やかで、女性ならではの美しさがある中に力強さも感じて。女性のためのファッションの新しい形を見ることができました」。ロダン美術館の敷地を出る時には振り返って深く一礼。礼節を重んじる横浜らしいワンシーンとなった。
Special Movie
横浜流星
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Image by: Koji Hirano (FASHIONSNAP)
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横浜流星と八木莉可子
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横浜流星とアポ(Nattawin Wattanagitiphat)
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