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「ディオール(DIOR)」が、2025年春夏ウィメンズ コレクションをパリのロダン美術館で発表した。ランウェイの中央で、アーティストで競技アーチャーのSAGG Napoliが矢を放つ演出で始まったショーでは、ファッションとアスレチシズムを融合し、スポーツウェアがもたらす自由を探求した。
クリエイティブ ディレクターのマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)は、古代ギリシャ神話に登場する伝説的な女戦士アマゾーンに思いを馳せるきっかけともなった作品である1951年のアーカイヴ「アマゾーヌ」ドレスを参照。今年6月に発表した2024-25年秋冬オートクチュールコレクションに続き、現代のアクティブな女性のための衣服として、ストレッチ素材やカットアウトといったディテールを取り入れて自由な動きに焦点を当てた。ブラックとホワイトのモノトーンを基調とし、ワンショルダーなどアシンメトリーのデザインが特徴。力強い女性像がダイナミックに表現された。
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ラグジュアリー・ブランド「ディオール(DIOR)」のメンズウエアラインは、2001-02年秋冬に始動。当時「イブ・サンローラン」でメンズウエアのデザイナーだったエディ・スリマンがアーティスティック・ディレクターを務め、カリスマ的なヒットを飛ばした。メインアイテムは、ロックに着想した華奢なジャケットやスーパースキニーデニムなど。今でこそ主流となった「ノージェンダースタイル」を先駆けて打ち出し、熱狂的なファンを獲得した。2007年、エディが退任しクリス・ヴァン・アッシュがアーティスティック・ディレクターに就任。2019年春夏からは、キム・ジョーンズが手がけている。同年、ブランド名をウィメンズと同じ「ディオール」に統合した。
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