

アパレル企業のオフィスを訪問し、編集部ならではの視点でオフィスの様子や、そこで働く魅力を紹介するオフィスツアー企画。
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今回は、レディースアパレル事業を中心にカフェ事業も展開する株式会社エレメントルールのオフィスに潜入。プレスルームや自社カフェ、撮影スタジオなどがそろう内部の様子をご紹介します。
<目次>
植物が生い茂るグリーンショップのようなオフィス
2017年に、東証一部上場企業・アダストリアの100%出資子会社としてスタートし、来年には創立10周年を迎えるエレメントルール。設立から10年足らずと、まだ若い会社です。
30代から40代をターゲットに、「BARNYARDSTORM」「BABYLONE」「Chaos」「Curensology」に加え、2023年には新ブランド「BRILL」がデビュー。多彩なブランドを展開しています。
本社があるのは、青山一丁目駅から直結している新青山ビル。アクセス良好です。


約430名の従業員数のうち、本社で働いているのは150人強(業務委託含む)。30代・40代を中心に、20代から50代の幅広い世代が働いています。
今回、オフィスを案内してくださったのは、広報担当の島田さん。新卒からアパレル業界でキャリアを積み、エレメントルールの立ち上げ直後から在籍されている方です。
さっそく、オフィスにお邪魔すると、目に飛び込んできたのはたくさんの植物。グリーンショップのような雰囲気の執務スペースは、フリーデスクを採用しています。


オフィスのこだわりは、「あまり堅苦しくない雰囲気で、部署間を越えて話ができる空間」にすること。
フリーデスク制を採用しているのは、固定席だと同じ部署の決まった人としかコミュニケーションを取らなくなることが多いため。部署の垣根を越えたコミュニケーションを促すのが目的です。実際にランチに一緒に行ったりなど、会社全体で交流が生まれているようです。

取材時はGW直前ということもあり、店舗巡回に行っている方が多く、人が少なめ。手前の長机が役員スペース。
コミュニケーションの面では、社員同士だけでなく、昨年3月に就任したばかりの社長も1on1を実施。対象は本社スタッフ全員に及び、トップと社員の間でも対話が生まれています。社内全体を通してコミュニケーションを大切にしている姿勢が伝わってきました。

一部の席にはディスプレイを設置している。奥の部屋は会長室。
「植物が成長するので、緑はこれでも減らしました(笑)」と島田さん。デスクとデスクの間や柱など、至るところに植物が置かれているヒーリング効果抜群のオフィス空間でした。



椅子も全て違うデザインのものを採用しており、働きやすいオフィス空間へのこだわりが細部にまで感じられました。愛着の湧く固定の椅子もいいけど、毎日違う椅子に座ることで、新鮮な気持ちで仕事に取り組めそう。

ゴールデンウィーク明けからは、リモートOKのスタイルから、フレックス制度を取り入れた全社員出社の体制へと変更になるそうです。ますます賑わいを見せるオフィスに期待されます。
そしてオフィスの奥には、もの作りチームの作業スペースが。パタンナーやデザイナーが業務に集中できるよう、仕切られた区画が整備されています。



社員のリクエストをメニュー化してくれる?人気の自社カフェ
オフィス奥にあるのは、会議室。可動式の扉になっており、最大で20〜30人ほどの収容が可能です。全ブランドが参加する毎週の営業会議はここで行っているのだとか。


またオフィスには、会議室と別途でワークスポットも完備されているので、商談時も安心。


オフィスの中央にあるのは、アダストリアの子会社、ゼットンが運営している社内カフェ。手作りのメニューのほか、デリやお菓子などの軽食類もここで購入することができます。
わざわざ19階から降りずに、社内でランチを済ませられるのが便利!




カフェは豊富なメニューに加え、お手頃な価格で買えるのが魅力。毎週水曜日のサラダランチは社員にも人気。



カフェを挟んで執務スペースの向かい側には、エレメントルールが展開する5ブランドのプレスルームがありました。ここでは貸出業務などが行われています。


スタッフのコーデ撮影からEC撮影までが行われる自社スタジオ
19階から16階に移動すると、新たなワークスペースが登場。コンセントの箇所が多いので、EC関連の業務に携わる社員や、作業スペースが足りない時に利用されることが多いそうです。


同じ階には、販売員のコーデ撮影とEC撮影が行われる自社スタジオも完備されています。メイクルームもあるなど、本格的な仕様。

プレスルームから持ってきた掲載予定の商品を使い、スタイリングを組んで撮影を行います。本社スタッフだけでなく、店舗スタッフもこの撮影スペースを活用しています。
近年SNSチームが発足したこともあり、販売員の来社日を店舗シフトに組み込んで撮影を行うなど、SNSへの注力ぶりも感じられました。




創業9年目とまだ若い会社ということもあり、老舗アパレル出身で「新しいことにチャレンジしたい」「自分たちで何かを作っていきたい」というマインドを持った方が多く働いている同社。
社内には公募制度もあり、大手企業と比べると、自らやりたいことに手を挙げやすい環境が整っているのも特徴です。
オフィスも、細部にまで社員の働きやすさが意識された空間でした。フリーデスク制で部署の垣根を越えて交流が生まれていたり、撮影スタジオにも本社・店舗スタッフ問わず自由に出入りできたりするなど、風通しのよさが感じられました。
ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました!
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三谷温紀(READY TO FASHION MAG 編集部)
2000年、埼玉県生まれ。青山学院大学文学部卒業後、インターンとして活動していた「READY TO FASHION」に新卒で入社。記事執筆やインタビュー取材などを行っている。ジェンダーやメンタルヘルスなどの社会問題にも興味関心があり、他媒体でも執筆活動中。韓国カルチャーをこよなく愛している。
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