
Leica 0-series No. 112
Image by: Leica
「ライカ(Leica)」が1925年に発売した初代35mmフィルムカメラ「ライカI」のプロトタイプ「Leica 0-series No. 112」が、ライカカメラ社の公式オークション「第46回 ライツ・フォトグラフィカ・オークション」で、720万ユーロ(約12億2112万円)で落札された。推定落札価格150万~200万ユーロ(約2億5400万〜3億3900万円)の約5倍の着地となった。
同カメラは、1923年に「ライカI」のプロトタイプとして実地テストや市場調査のために製作されたもの。現存が確認されているのは十数台のみとされており、写真史における価値の高さと希少性から、世界中のコレクターから注目を集めている。
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「ライツ・フォトグラフィカ・オークション」の代表 アレクサンダー・セドラック(Alexander Sedlak)は今回の落札額について、「歴史的にも特別なこの逸品にふさわしい価格です」とコメント。なお、同シリーズの落札最高額は、2022年6月に開催された「第40回 ライツ・フォトグラフィカ・オークション」で落札された「Leica 0-Series No.105」の1440万ユーロ(約24億3859万円)だという。
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Leica 0-series No. 112
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オークション会場風景
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