
Image by: FASHIONSNAP

Image by: FASHIONSNAP
2025年、最も売れたスニーカーは? 国内のスニーカーショップ各社に、今年を象徴する“最も売れた”一足と来年注目のトレンドを聞いた。メンズカテゴリーでは、「ミタスニーカーズ(mita sneakers)」「アトモス(atmos)」「ビリーズエンター(BILLY'S ENT)」、ウィメンズカテゴリーでは、「アトモスピンク(atmos pink)」と「エービーシー・マート グランド ステージ(ABC-MART GRAND STAGE)」を調査。2025年のスニーカーシーンを総括するとともに、2026年への展望を探る。
ADVERTISING
ミタスニーカーズ
今年を象徴するベストスニーカー
「アシックス スポーツスタイル ゲルライト ムゲン “トリコ” “ミタスニーカーズ”」






アシックス スポーツスタイル ゲルライト ムゲン “トリコ” “ミタスニーカーズ”
Image by: ミタスニーカーズ
2025年、ミタスニーカーズで最も売れたのは「アシックス スポーツスタイル(ASICS SportStyle)」とのコラボレーションによる「ゲルライト ムゲン "トリコ" "ミタスニーカーズ"」。アシックス スポーツスタイルのアイコンモデル「ゲルライトスリー(GEL-LYTE III)」の生誕35周年を記念し、3年の開発期間を経て完成した日本限定モデルだ。
ミタスニーカーズ 担当者
「ゲルライト」シリーズの3代目と5代目の画期的なディテールを幾重にも重ねたレイヤリングデザインが特徴で、単なるハイブリッドではなく新しいゲルライトシリーズとして誕生したゲルライト ムゲン。Y2Kトレンドをけん引した「ゲルカヤノ」や「ゲルニンバス」を通してアシックスを知った世代にも、ブランドのヘリテージモデルや過去、現在、未来に触れるきっかけとなった一足です。
◆インラインの認知拡大を掲げた多様なコラボレーションが好調








オン クラウド6 コースト ミタ “ミタスニーカーズ”
Image by: ミタスニーカーズ
そのほか、今年のトレンドを象徴するモデルとして挙げられたのが、「オン(On)」の「クラウド6 コースト ミタ "ミタスニーカーズ"」と「ヴァンズ プレミアム(VANS PREMIUM)」の「オールドスクール 36 GTX "ゴアテックス" "七顚八起" "ミタスニーカーズ"」。タウンユースにおいて認知を拡大するオンのアイコンモデル「クラウド6」は、コラボレーションをきっかけにインラインモデルを求める顧客が増加。2024年にスタートし注目を集める「ヴァンズ(VANS)」の新ライン「ヴァンズ プレミアム」との初のコラボモデルも好調だった。
「アディダス オリジナルス(adidas Originals)」からは、2023年に開催された世界16のスニーカーリテーラーがフットデザインを競うトーナメント「コンソーシアム カップ(CONSORTIUM CUP)」をきっかけに誕生した2モデルが売上をけん引。中でも、10月のベストスニーカーとなったロンドンのスニーカーショップ「オフスプリング(OFFSPRING)」とのトリプルコラボによる「ZX8000 "オフスプリング × ミタスニーカーズ" "コンソーシアム"」は、日本とイギリスそれぞれの街や文化を着想源としたデザインで、国内外から厚い支持を受けた。
また、「アシックス スポーツスタイル」の「ゲルイエティトウキョウ ハイ GTX "ゴアテックス"」も売れ筋に。2000年に登場したトレイルランニング用のアフターシューズ「ゲルイエティ(GEL-YETI)」を復刻し、ゴアテックスを搭載したモデルで、好評を受け、2026年1月2日に再販を予定しているという。
ミタスニーカーズ 担当者
今年は数多くのコラボレートモデルやエクスクルーシブモデルを発売しましたが、ブランド名やショップ名の羅列ではなく、そのタイミングでコラボレーションする意味や意義を常に心がけ、ベースとなるインラインモデルを認知してもらえるように注力しました。トレンドをけん引した2000年代初頭のデザインランゲージを踏襲したランニングシューズや、革靴とスニーカーのハイブリッドスタイルなどを網羅しつつ、ブランドの顔となるアイコンモデルや復刻版の再提案にも尽力し、常にお客様の選択肢を増やすことを意識した一年でした。
来年のトレンドキーワードは「革靴」と「W杯」
ミタスニーカーズは2026年に向けて、アーカイヴを掛け合わせたハイブリッドスタイルが引き続き安定した動きを見せると予測。スニーカーのツーリングを流用したローファーやダービーシューズはアウトドアブランドにも広がり、スニーカーシーンを拡大しているが、「この流れが王道の革靴ブランドの再評価につながり、普段革靴に触れていなかった若年層が革靴に興味を持つなど、クロスオーバーする動きが活発化していく」と睨む。
また、今年は「ナイキ ガト」や「アディダス オリジナルス(adidas Originals)」の「サンバ OG」をはじめ、「プーマ(PUMA)」の「VS-1」、「ミズノ(MIZUNO)」の「ウエーブ プロフェシー モレリア ネオ」など、フットボールをルーツに持つモデルの発売が目立ったが、FIFAワールドカップ2026の開催が控える来年は、各ブランドのアーカイヴやテクノロジーを駆使した新作が登場し、注目を浴びると予想する。


ミズノ ウエーブ プロフェシー モレリア ネオ
Image by: ミタスニーカーズ
ランニングシューズにおいては今年、オンや「ホカ(HOKA)」といった新進ブランドの躍進が目覚ましく、幅広い層から支持を集めたが、今後はよりテクノロジーの持続可能な機能改良が施されたバージョンアップモデルや、オリジナルモデルにどのようなチューニングが加えられるのか、といった点が時代の最適解になるという。ナイキは今年、「エイバ ローバー(AVA ROVER)」を筆頭に、イノベーションをライフスタイルに落とし込んだファッション性の高いプロダクトを展開したが、常にイノベーションでスニーカーシーンを切り開いてきた同ブランドの時代の半歩先を行く実験的プロダクトにも期待を高める。
ミタスニーカーズ 担当者
来年も引き続き、グローバルプロジェクトから国内販路限定モデルに至るまで、“ハイパーローカル”をバックボーンに幅広いラインナップと販売方法で世界に向けて提案していきます。
■ミタスニーカーズ:公式オンラインストア
アトモス
今年を象徴するベストスニーカー
「ナイキ エアマックス 95 OG ビッグバブル “HRJK”」


ナイキ エアマックス 95 OG ビッグバブル “HRJK”
Image by: アトモス
アトモスでは、「ナイキ エアマックス 95 OG ビッグバブル "HRJK"」が、今年を象徴するヒットスニーカーに。1995年に登場して以来、スニーカー文化を語る上で象徴的なモデルである「エアマックス 95」の歴史と原宿の街、そしてデザインを結びつけたストーリーが、スニーカーフリークの支持を得て話題を集めた。
◆音楽とスニーカーの融合がトレンドをけん引



コンバース × アトモス × ラッドウィンプス オールスター リフテッド Z ハイ/AT RW
Image by: アトモス
そのほか、今年のトレンドを象徴するモデルとして「コンバース × アトモス × ラッドウィンプス オールスター リフテッド Z ハイ/AT RW」が挙げられる。メジャーデビューから20年という節目を迎えたRADWIMPSのアニバーサリーを祝うトリプルコラボにより、「音楽とデザインの融合」として大きな話題となった。
来年のトレンドキーワードは「ランニング」




ナイキ ボメロ プラス
Image by: アトモス
近年、ファッションアイテムとしてもはや“当たり前”の選択肢となっているランニングシューズ。アトモスは、このトレンドを一過性のものではなく、2026年もさらに広がりを見せる動きとして注目する。中でも、ナイキの「ナイキ ボメロ プラス」やアディダスの「アディゼロ エヴォ SL ウーブン」といった機能性を武器にしたアイコンモデルに期待を寄せる。
■アトモス:公式オンラインストア
ビリーズエンター
今年を象徴するベストスニーカー
「アディダス オリジナルス "JAPAN CITY SERIES" 札幌/京都」





アディダス オリジナルス “JAPAN CITY SERIES” 札幌
Image by: ビリーズエンター
ビリーズエンターでは、イギリスのスニーカーブティック「size?」と「アディダス オリジナルス」との共同プロジェクト「JAPAN CITY SERIES」が売上トップとなった。第1弾では札幌の街に着想した「札幌(SAPPORO)」、第2弾では京都をフィーチャーした「京都(KYOTO)」をラインナップ。日本の都市やローカルカルチャーにフォーカスした企画性から、単なるデザインではなく背景やストーリーへの共感が購買につながったと担当者は分析する。
ビリーズエンター 担当者
海外トレンドの焼き直しではなく、足元から日本のローカルカルチャーを再発見できる企画性が、ビリーズエンターの顧客層と強く共鳴したと考えています。
◆バルカナイズドスニーカーの存在感が際立った一年




ヴァンズ プレミアム オーセンティック 44
Image by: ビリーズエンター
売上トップとはならないまでも、今年のトレンドを語る上で見逃せないのが「ヴァンズ」のプレミアムライン「ヴァンズプレミアム」の存在。現代的な設計と洗練されたデザインでフォルムやフィット感、履き心地を追求した同ラインの中でも、「ヴァンズ プレミアム オーセンティック 44(VANS PREMIUM AUTHENTIC 44)」と「ヴァンズ プレミアム スリッポン 98(VANS PREMIUM SLIP-ON 98)」の日本限定モデルが好調だった。
ビリーズエンター 担当者
テック系やロープロファイルのスニーカーがグローバルなメイントレンドとなる中で、もう一極として存在感を放ったのがバルカナイズドスニーカーでした。世界的な潮流とは異なり、日本国内ではバルカナイズドへの根強い需要があり、その"日本ならではの強さ"と、新たなトレンドへと広がっていく可能性を改めて感じる一年となりました。長年バルカナイズドシューズを愛し、提案し続けてきたビリーズエンターにとって、ヴァンズは2025年を象徴すると同時に、非常に意義深く、嬉しい存在感を放ったブランドでした。
来年のトレンドキーワードは「ダッドコア」
ビリーズエンターが来年に向けて注目するのは、ローファーやボート系といった“革靴の代わり”として人気を集めるスタイル。機能性と着心地を重視するファッショントレンド「ダッドコア」の文脈にもフィットする、リュクスで上品なスニーカーの台頭を見込む。
ビリーズエンター 担当者
こうしたトレンドを汲みながら新たな提案ができるよう、さまざまな別注企画を仕込んでいるので、楽しみにしていてください。
■ビリーズエンター:公式オンラインストア
アトモスピンク
今年を象徴するベストスニーカー
「ナイキ ウィメンズ エア スーパーフライ」


ナイキ ウィメンズ エア スーパーフライ
Image by: アトモスピンク
2025年、アトモスピンクで最も売れたのは「ナイキ(NIKE)」の「ウィメンズ エア スーパーフライ(W AIR SUPERFLY)」。2000年発売のランニングシューズを復刻する形で登場したスーパーフライだが、当時の需要とは異なり、ロープロファイル(薄底)トレンドが続く今のファッションアイテムとしてハマったようだ。
アトモスピンク 担当者
ロープロファイルはもちろん、Y2Kトレンドにより高い支持を集めるシルバー&メタリックなデザインも相まって人気を博しました。
◆ミュウミュウとのコラボがトレンドに直結






オン クラウド 6 ウィメンズ
Image by: アトモスピンク
そのほか、「オン(On)」の「クラウド 6 ウィメンズ(Cloud 6 W)」や「ニューバランス(New Balance)」の「U204L」、「プーマ(PUMA)」の「スピードキャット OG(SPEEDCAT OG)」なども今年のトレンドをけん引。204Lは、ミュウミュウとのコラボレーションモデルを機に“スエード×ブラウンカラー”の需要が高まったことで、売れ筋となった。
アトモスピンク 担当者
スピードキャットは、今年前半には在庫がなくなるほど大人気で、全国で問い合わせが殺到。夏にはメリージェーンタイプ、秋にはアニマル柄も登場し、カテゴリー全体を通して人気を集めました。
来年のトレンドキーワードは「ロックフィッシュ ウェザーウェア」




ロックフィッシュ ウェザーウェア ブリス レースアップ スニーカー スエード
Image by: アトモスピンク
来年にかけて、アトモスピンクが注目しているのがイギリス発の「ロックフィッシュ ウェザーウェア(Rockfish Weatherwear)」だ。今年、豊田貿易と日本総代理店契約を締結し本格上陸した同ブランド。バレエコアや韓国トレンドを感じさせるフェミニンなシルエットかつ、スニーカーならではの履き心地の良さを備えたシューズを多数展開しており、今後、市場での存在感を増していきそうだ。
アトモスピンク 担当者
ロックフィッシュのシューズは、トレンド感と日常使いのしやすさを高いレベルで両立している点が魅力です。毎日のスタイリングに取り入れやすい一足として期待しています。
■アトモスピンク:公式オンラインストア
ABCマート グランドステージ
今年を象徴するベストスニーカー
「アディダス サンバ」シリーズ




アディダス サンバ
Image by: ABCマート グランドステージ
ABCマート グランドステージでは、「アディダス(adidas)」の「サンバ(SAMBA)」シリーズが売上1位となった。厚底トレンドのカウンターとして、近年、根強い人気を誇るロープロファイルスニーカーの中でも、サンバシリーズは年間を通して支持され続けたという。そのほか、「ハンドボール スペツィアル(HANDBALL SPEZIAL)」や「ガゼル(GAZELLE)」といったモデルも人気を集めた。
来年のトレンドキーワードは「ハイスペックなランニングシューズ」
ABCマート グランドステージが今、注目するのは「ハイスペックなランニングシューズ」。昨今、Y2Kトレンドを皮切りにランニングシューズのアーカイヴをベースにしたモデルが支持され、オンやホカといったランニングブランドが台頭してきたが、今後はよりハイスペックなランニングシューズの日常使いが一般化すると予測している。
ABCマート グランドステージ 担当者
機能性とファッション性を兼ね備えたランニングシューズの需要が、さらに高まると考えています。
■ABCマート グランドステージ:公式オンラインストア
最終更新日:
ADVERTISING
RANKING TOP 10
アクセスランキング

sacai -Men's- 2027 Spring Summer

COMME des GARÇONS HOMME PLUS 2027 Spring Summer

JUNYA WATANABE MAN 2027 Spring Summer

COMME des GARÇONS SHIRT 2027 Spring Summer

Yohji Yamamoto POUR HOMME 2027 Spring Summer













