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グラフペーパー、初のパリでのポップアップに手応え グローバルブランドへの第一歩

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グラフペーパー、初のパリでのポップアップに手応え グローバルブランドへの第一歩

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 「グラフペーパー(Graphpaper)」が、6月末に初のパリでのポップアップを開催した。

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 グラフペーパーや「フレッシュサービス(FreshService)」を手掛けるアルファ(alpha)は、今年5月にヨーロッパにおけるBtoC展開および国際戦略の中核拠点として、オランダ・アムステルダムに新法人「alpha AMSTERDAM B.V.」を設立。同ポップアップは、グラフペーパーのグローバルブランド化への第一歩として実施された。

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レセプションパーティの様子

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 グラフペーパーのクリエイティブディレクターでアルファの代表である南貴之は、「グラフペーパー10周年を迎えるにあたり、これからのブランドの方向性について模索してきた。ヨーロッパの方々にグラフペーパーの服を販売したら、どのようなリアクションをもらえるのか興味があった」と話す。近年東京のグラフペーパー店舗にもヨーロッパをはじめとする海外からの来客が増えており、そうした客層の多くが元々グラフペーパーを認知していたことに加え、アルファを立ち上げる以前アッシュ・ペー・フランスで働いていた経歴を持つ南にとってフランスは縁が深く、ゆくゆくは常設店を出店したいと考えていたことから、現地での認知拡大を目指し、ポップアップ開催を決めたという。

 ポップアップでは、パリを拠点とするクリエイティブスタジオ「イル・スタジオ(ILL-STUDIO)」をパートナーに迎え、会場全体をひとつのインスタレーションとして表現。イル・スタジオのメンバーも東京のグラフペーパーに足を運んだ経験があるといい、ディスカッションを重ねながら空間を構築したという。

正面からは黒いボックスに見える什器

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背面にアイテムが陳列されている

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 ポップアップでは、グラフペーパーの「ベーシックライン」をフルラインナップで展開したほか、イル・スタジオとのコラボアイテムを先行販売。インスタレーション空間を彷彿とさせる「INVITATION VISUAL」、ポップアップのコンセプトである「FORM FOLLOWS FICTION(かたちは、物語に従う)」、「AMBIENT(目に見えない周辺の環境、コンセプトである「かたち」が生まれる場所)」といった3つのグラフィックを落とし込んだクルーネックTシャツ(1万6500円)、キャップ(1万5400円)、トートバッグ(7700円)を揃えた。コラボアイテムは、現在グラフペーパー各店でも取り扱っている。

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コラボTシャツ

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 ポップアップ開催前日に行われたレセプションパーティには入れ替わり立ち替わり多くのゲストが訪れ、盛り上がりを見せた。南は「ファッションの文脈のお客さんはもちろん、パリのローカルのコミュニティの方にも来ていただきたかったので、ローカルのデリカテッセンなどさまざまなお店にもケータリングとして参加していただいた。パリの友人がたくさんの人を呼んでくれて、パリと東京の人々がまざり合う、とても良い空間ができた。実際にアイテムを購入してくれるゲストも多く、受け入れてもらえるのだと感じた」と手応えを見せた。

南貴之

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最終更新日:

FASHIONSNAP 編集記者

橋本知佳子

Chikako Hashimoto

東京都出身。映画「下妻物語」、雑誌「装苑」「Zipper」の影響でファッションやものづくりに関心を持ち、美術大学でテキスタイルを専攻。大手印刷会社の企画職を経て、2023年に株式会社レコオーランドに入社。若手クリエイターの発掘、トレンド発信などのコンテンツ制作に携わる。

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