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オンワード樫山が、2025年秋冬シーズンから新ブランド「エニィ(ANY)」を始動する。9月からオンワードグループの公式オンラインストア「オンワードクローゼット」や全国の直営店で展開。同社の服作りのノウハウを活かしたコストパフォーマンスの高いファッションウェア・グッズを提案する。
同社は、1999年に親子で着用できるウィメンズ・キッズブランド「エニィファム(anyFAM)」と働く女性をターゲットにしたウィメンズブランド「エニィスィス(anySiS)」を始動した。ショッピングセンターを中心に展開してきたが、ハイファッションとファストファッションの二極化や、働き方、家族の在り方の多様化に伴い、「もっと自由で実用的な手の届く“ちょうど良さ”」といった部分に商機を見出し、これらのブランドを合併。エニィとして心機一転新たなスタートを切る。





エニィ
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エニィは、「手の届く、高品質を、この価格で。」をブランドコンセプトに設定。日常着を提案する「エニィ」、働く女性に向けた「エニィ スィス(ANY SiS)」、キッズアイテムを揃える「エニィ キッズ(ANY KIDS)」といった3つのラインを打ち出す。オンワードグループとしては初めてプライス感を明確に打ち出したブランドで、エニィはトップスが2990円〜、ボトムスが4990円〜、エニィ スィスはトップスが5990円〜、ボトムスが8990円〜、エニィ キッズはトップスが1990円〜、ボトムスが3500円〜。従来のブランドと比べて発注ロット数を大幅に増やしたことで、低価格を実現した。



エニィ キッズ
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また、これらのラインとは別に「コラボレーションライン」を用意。9月に発売する第1弾では、サンリオキャラクターズ、バービーとそれぞれコラボしたアイテムを展開する。大人向けアイテムと子ども向けアイテムを揃え、今後は毎月新たなコラボを発表することでブランドの鮮度をキープしていく戦略だ。



コラボラインのアイテム
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現在出店しているエニィファム、エニィスィスの店舗は、来春以降順次「ANYストア」に切り替えていく計画。具体的な売り上げ目標などは設定しておらず、今後のテスト期間を経て目標を明確にしていく。同社の越智大輔執行役員は、「従来のオンワード樫山の客層をターゲットにしつつ、これまで取りきれていなかった層にもアプローチする。高品質と手に取りやすい価格帯を強みに、ECとSCの基幹事業に成長させていきたい」と話した。
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