
Image by: I-ne
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「ボタニスト(BOTANIST)」や「サロニア(SALONIA)」などを展開するI-neが、同社初となる研究所「日本美科学研究所(Japan Beauty Institute of Science and Technology)」(通称・以下、JBIST)を設立した。研究成果の商品としてリリースは2026年を予定している。
JBISTでは、差別化技術や独自処方のプロトタイプ、エビデンス構築といった核となる部分を自社で開発・特許化する一方、製剤化や量産はOEM・ODMパートナーと連携して進める独自のファブレス型R&Dモデルを採用。創業以来培ってきた、工場を持たないファブレス体制の強みを活かし、大規模な設備投資に依存することなく、高度な商品開発を実現する。また、マーケティングと研究開発を融合し、生活者インサイトに基づいた研究テーマの設計と、社長直下による機動的な意思決定体制を構築。”売れる・選ばれる・続けられる”商品づくりを支える研究体制を目指す。
同施設は、社内外の技術や知見、人材を結びつけるコンソーシアム型の開発体制を築くハブとしても機能。すでに、佐賀大学の徳留嘉寛教授との連携をスタートしており、今後はアカデミアとの共創を本格化。外部の専門家やパートナー企業とも積極的に連携しながら、技術開発を推進する。
所長には竹内啓貴氏が就任。同氏は、ポーラ化成工業で研究員としてキャリアをスタート。2017年に登場し、業界内外で話題となった、「ポーラ(POLA)」のシワ改善美容液「リンクルショット」(医薬部外品)の開発を初期段階から携わる。その後、プレミアウェルネスサイエンスで技術と事業を融合する戦略を推進。2023年からI-neの価値創造研究室を立ち上げに参画、2025年からJBISTの所長を兼任している。
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