
ファウンドグッドの売り場(2024年撮影)
Image by: FASHIONSNAP
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アダストリアが、2026年2月をもってイトーヨーカ堂との契約が満了することに伴い、同社への商品供給を終了する。2024年4月から同社と展開してきたGMS(総合スーパー)向けアパレルブランド「ファウンドグッド(FOUND GOOD)」は、2025年秋冬シーズンが最後となる。
ファウンドグッドは、「実用的でありながら、暮らしを少し楽しくする新たな発見や体験が見つかる」をコンセプトに、メンズ、ウィメンズ、キッズ向けのウェアと生活雑貨を販売。アダストリアグループでBtoB事業を手掛けるビジネスプロデュース本部が商品の企画、生産を担当したほか、売場作りやプロモーションも同社が請け負い、イトーヨーカ堂スタッフに向けて商品説明会の機会を設けるなど、商品だけではなくサービス全般においてノウハウを提供してきた。
契約終了は、イトーヨーカ堂の持ち株会社であるヨーク・ホールディングスが、9月に米ファンドのベインキャピタルの傘下に入ったことによる経営体制の変化によるもの。イトーヨーカ堂は今後、生鮮食品事業に力を入れていくという。ファウンドグッドの在庫は契約終了後も販売するが、同ブランドの店舗跡地には別テナントの導入を進めるという。
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