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セブン&アイ・ホールディングスが、2021年7月1日に発表した2025年までの中期経営計画の内容を修正し、アパレル事業から撤退することを発表した。撤退は、3月9日に行われた取締役会で決定。目標値の上方修正と計画内容のアップデートによるもので、今後は、グループ戦略の軸である食にフォーカスした事業を行っていくという。
同社は、2023年2月期第3四半期において過去最高の営業収益と営業利益を計上したことを受け、目標値を上方修正。総還元性向(累計)を50%以上とする方針や、戦略のモニタリングや検証を行う戦略委員会の設置も発表した。それに伴い、イトーヨーカ堂が展開するアパレルのうち、肌着を除く紳士、婦人、子どもの衣料品からの撤退を発表。そのほか、セブンプレミアムのアパレルアイテムなどについては現在協議中で、傘下である「バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)」事業は、今後も継続する方針だという。
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今後は、食の強みを軸とした国内外のコンビニエンスストア事業の成長戦略にフォーカスし、食を中心としたグローバルリテールグループへの成長を最重要課題として取り組む。スーパーストア事業では、イトーヨーカ堂において食にフォーカスした成長戦略に沿った事業構造の変革を行い、単一事業としての自立的な経営体制を確立。また、新たに14店舗を閉鎖し、今後は首都圏に注力した運営を行っていくという。
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