2025年度「第42回毎日ファッション大賞」の受賞者が発表された。大賞は、「オーラリー（AURALEE）」デザイナーの岩井良太が受賞し、新⼈賞・資生堂奨励賞は「フェティコ（FETICO）」を手掛ける舟山瑛美が受賞。鯨岡阿美子賞には、糸編代表取締役の宮浦晋哉が選出された。また、話題賞にはYKKによる「YKKファスニングアワード」、選考委員特別賞には「ミナ ペルホネン（minä perhonen）」のデザイナー皆川明が選ばれた。

　岩井良太は、1983年兵庫県神戸市生まれ。文化服装学院 Ⅱ部（夜間部）を卒業後、2015年春夏シーズンにオーラリーを設立。2017年にはブランド初の直営店を出店した。2019年にパリファッションウィークに初参加し、同年に「第37回毎日ファッション大賞」新人賞・資生堂奨励賞を受賞した。

　毎日ファッション大賞は、毎日新聞の創刊110年を記念し1982年に創設。昨年は「メゾン ミハラヤスヒロ（Maison MIHARA YASUHIRO）」デザイナーの三原康裕が、一昨年は「マメ クロゴウチ（Mame Kurogouchi）」を手掛けるデザイナーの黒河内真衣子が、それぞれ大賞を受賞した。

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