
デザイナーの大月壮士
Image by: ソウシオオツキ
ファッションプライズ「LVMH Young Fashion Designers Prize(以下、LVMHプライズ)」が、2025年の受賞者を発表した。今年は大月壮士が手掛ける「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」がグランプリに輝いた。「ダブレット(doublet)」の井野将之、「セッチュウ(SETCHU)」の桑田悟史に続く、日本人で3人目の受賞となった。
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大月は1990年千葉県生まれ。2011年文化服装学院アパレルデザイン科メンズデザインコースを卒業。在学中にプライベートスクール「ここのがっこう」に通い、山縣良和と坂部三樹郎に師事。2015年秋冬よりソウシオオツキを立ち上げ、2回目のコレクションを発表後、LVMHプライズ2016のショートリストに日本人最年少でノミネートされた。2019年度 Tokyo新人デザイナーファッション大賞プロ部門入賞。TOKYO FASHION AWARD 2024を受賞し、副賞としてパリファッションウィーク中に行われたショールーム「showroom.tokyo」に出展した。








2026年春夏コレクションより
カール・ラガーフェルド プライズには、スティーブ・オ・スミス(Steve O Smith)の「スティーブ オ スミス(STEVE O SMITH)」が選出。前回新設されたサヴォアフェール プライズは、トリシェジュ・ドゥミ(Torishéju Dumi)の「トリシェジェ(TORISHÉJU)」が受賞した。
そのほかのファイナリストは、元バレエダンサーという異色の経歴をもつアラン・ポール(Alain Paul)による「アランポール(ALAINPAUL)」、ベンジャミン・バロン(Benjamin Barron)とブロール・オーガスト・ヴェストボ(Bror August Vestbø)のデュオが手掛ける「オールイン(ALL-IN)」、ミラノ発のフランチェスコ・ムラーノ(Francesco Murano)による「フランチェスコ ムラーノ(FRANCESCO MURANO)」、イギリスを拠点にするトル・コーカー(Tolu Coker)による「トル コーカー(TOLU COKER)」、オランダ・アムステルダムを拠点に活動するダニエル・アイトゥガノフ(Danial Aitouganov)の「ゾマー(Zomer)」の6ブランド。
今年の審査員には、「ジバンシィ(GIVENCHY)」の新クリエイティブディレクターであるサラ・バートン(Sarah Burton)が加わり、そのほかファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)、ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquière)、ニゴー(NIGO)といったグループ傘下ブランドのクリエイティブディレクター陣が集結し、クリスチャン ディオールのクチュール会長兼CEO デルフィーヌ・アルノー(Delphine Arnault)などが名を連ねた。
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