「シャネル(CHANEL)」が、アイコンフレグランス「シャネル N°5」のクリエイションの舞台裏を紹介するイベントをフランス南部のグラースにあるシャネルの専用農園で開催した。日本からは、出口夏希とJURIN(XG)が参加し、シャネル N°5が生まれたグラースの魅力に触れた。
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同イベントは、フレグランスづくりを支えるサヴォアフェールに着目。調香師や化学者、文化遺産保全管理者、コンサルタント、アーティスティック ディレクター、摘み手など、各工程に携わる55人の声や仕事道具を紹介し、シャネル N°5に込めた情熱を伝えた。
シャネルではフレグランスの原料の栽培から抽出、調香まで一貫して管理。原料は専用農園で環境に配慮しながら栽培し、手作業で収穫・加工している。1921年にガブリエル・シャネルが調香師エルネスト・ボーに「女性そのものを感じさせる、女性のための香水を」と調香を依頼し、最も美しい原料を使うという条件を課した。そこでボーが、フレッシュかつ官能的で他の成分に左右されず安定した香りを放つ、グラースのジャスミンを採用。以来、シャネルは誕生当時のフォーミュラに忠実にシャネル N°5をつくり続け、30mLサイズには約1000輪のジャスミンの花を使用している。
1987年に3代目 シャネル専属調香師であるジャック・ポルジュが、フレグランス用の花を栽培する大手農園であるミュル家とパートナーシップを結び、収穫した新鮮な花々の品質を最大限に活かし、エッセンスを即時抽出できるよう、抽出工場を農園敷地内に設けた。また農地を拡大し、現在では4.5ヘクタールのジャスミン畑を含む30ヘクタールを展開。原料の栽培からエッセンス抽出、調合までの過程を、ジャック・ポルジュを父とする、4代目専属調香師のオリヴィエ・ポルジュが管理している。
イベントに参加した出口とJURIN(XG)は、豊かな香りに包まれながらジャスミンの手摘みを体験。さらに、摘みたてのジャスミンが集まる計量場やエッセンス抽出用の工場など、シャネル N°5が生まれる各工程を見学した。
オリヴィエ・ポルジュとのプライベートセッションでは、複数のジャスミンの香りやローズ ドゥ メ、ローズ ゼラニウムなど、さまざまな花のエッセンスを試し、香りの違いやシャネル N°5の特徴を学んだ。
イベントを終え、出口は「一人ひとりがたくさんの時間をかけて手作業でつくっていることが印象的でした」とコメント。JURIN(XG)は「シャネル N°5の永遠に変わらないけれど、変わり続けるところに魅力を感じました」と笑顔を見せた。
最終更新日:
■シャネル:公式サイト

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