
Image by: Courtesy of Wales Bonner
「エルメス(HERMÈS)」のメンズプレタポルテ部門のクリエイティブ・ディレクターにグレース・ウェールズ・ボナー(Grace Wales Bonner)が就任した。10月17日にヴェロニク・ニシャニアン(Véronique Nichanian)が2026年秋冬メンズコレクションをもって退任することが発表されていたが、後任については明かされていなかった。
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グレース・ウェールズ・ボナーは1990年に生まれ。ジャマイカ人の母を持つ英国人デザイナーで、2014年にセントラル・セント・マーチンズを卒業。翌年に自身の名を冠したブランド「ウェールズ ボナー(Wales Bonner)」を立ち上げ、LVMHプライズや「ザ・ファッション・アワード(The Fashion Awards)」など数々の賞を獲得してきた。
エルメスのアーティスティック・ディレクターであるピエール=アレクシィ・デュマ(Pierre-Alexis Dumas)は「グレースのファッション、クラフト、文化に対するコンテンポラリーなヴィジョンは、エルメスのメンズプレタポルテのスタイルを形作る上で大切な役割となり、メゾンの伝統と現代への確固たる視点を融合してくれるでしょう」とコメント。ウェールズ・ボナーは「この度、エルメス メンズプレタポルテ部門のクリエイティブ・ディレクターに任命されたことを大変光栄に思います。これから新たな章の扉を開き、創造力あふれる職人やデザイナーの系譜に加わるということは、私にとって夢のようなことです」と述べた。同氏による最初のコレクションは2027年1月に発表される予定だ。
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