「バルマン」からオリヴィエ・ルスタンが去る クリエイティブディレクター退任を発表

オリヴィエ・ルスタン(2026年春夏コレクションショーより)
Image by: ©Launchmetrics Spotlight

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「バルマン」からオリヴィエ・ルスタンが去る クリエイティブディレクター退任を発表

オリヴィエ・ルスタン(2026年春夏コレクションショーより)
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「バルマン(BALMAIN)」が、クリエイティブディレクター オリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)の退任をフランス・パリ時間11月5日付で発表した。今年10月に披露した2026年春夏コレクションがラストコレクションとなった。今後の体制については後日公表するという。
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オリヴィエ・ルスタンはフランス・ボルドー出身。「ロベルト カヴァリ(Roberto Cavalli)」のインターンとして18歳でキャリアをスタートし、5年間働いた経歴を持つ。2009年にバルマンに加入。ウィメンズのプレタポルテラインを手掛けた。2011年4月、前任のデザイナーでバルマンを再起させたクリストフ・ドゥカルナン(Christophe Decarnin)の後任として、クリエイティブディレクターに昇格。当時25歳だったが、オリヴィエによる新生バルマンは評価が高く、14年にわたり同ブランドのクリエイションを牽引した。2025年秋冬シーズンは“新生バルマンの幕開けを告げる一章”と位置付けたコレクションを披露していた。なお、在任中の2016年にバルマンはカタールの投資企業 メイフーラ(Mayhoola)に買収されている。
退任に伴い、オリヴィエも自身のインスタグラムのアカウントでコメントを発表。「今日で私のバルマン時代は終わりを迎えます。16年前、私はこのバルマンでの冒険を始めましたが、その時、未来がどうなるかは全く知りませんでした。何という素晴らしい物語だったでしょう⎯⎯愛の物語であり、人生の物語でした。私が選んだ家族、私のチーム、グループ、そして最初から私を信じてくれたすべての人々がいなければ、これらの一つとして可能にはなりませんでした。すべての物語と同様に、この物語にも終わりがあります。皆様のサポート、愛、そしてシーズンごとに私と共にこの美しいバルマンの旅を歩んでくださったことに感謝いたします」と謝意を述べ、「今日、私はバルマンを去りますが、私の目はまだ大きく開いています⎯⎯未来と、これから待ち受ける素晴らしい冒険に向けて。その冒険には皆様全員が居場所を持つことでしょう。新しい時代、新しい始まり、新しい物語。ありがとうございました」と続けた。
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