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SHIFFONが老舗ランドセルメーカー「樋口鞄工房」を完全子会社化 実用性とデザインを両立した新たなランドセルブランドへ

Image by: SHIFFON

 SHIFFONが、ランドセルメーカーの樋口鞄工房の株式を100%取得し、完全子会社化した。

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 SHIFFONは、リテール事業をはじめとするスポーツライフスタイル事業やスクールサプライ事業、ホールセール事業などを行っており、大人から子どもまでのアパレルおよびランドセル、スキー・スノーボードウェア、スポーツウェアに至るまで幅広いカテゴリーを展開。スキーブランド「フェニックス(phenix)」や「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」のスポーツライン「エンポリオ アルマーニ EA7」のほか、「ディーゼル(DIESEL)」や「ポール&ジョー(PAUL & JOE)」のランドセルの企画、⽣産、販売を行っている。

 樋口鞄工房は、自社工場を中心に、職人がひとつひとつ手作業で仕立てる高品質なランドセルを製造している老舗ランドセルメーカー。部材開発から仕立てまでを一貫して自社で行っており、細部の改良や新素材開発にもスピーディに対応できる体制を備える。SHIFFONの傘下に入り、樋口鞄工房の強みとSHIFFONのファッション視点でのデザイン提案力を融合させることで、「デザイン性と実用性を両立したランドセル」の製造を目指すという。なお、ランドセルメーカーの多くが名古屋や近畿地方に拠点を構える中で、同工房は首都圏近郊の川口での生産・修理対応が可能なことから、販売後も地域密着型の機動力のあるクオリティの高い顧客対応を推進していくとしている。

 今後は、デザインの再構築を通したブランディングの強化にも着手。OEM事業も継続しながら、“樋口鞄工房らしさ”を追求しつつ、現代的なデザインに昇華させたコレクションの展開も予定している。販路は、従来の自社販売会や百貨店に加え、GMSへ拡大。百貨店のランドセル売り場縮小が進む中で、より多くの家庭が日常の生活動線上で接点を持つ機会を創出するという。このほか、SHIFFONが培ってきた経営ノウハウとデザイン・販売の知見を活かし、グループ全体での事業連携と人材交流の強化にも取り組む。OEM企業、リテーラー(EC・フィジカル店舗)、メーカー(ブランド)、ロジスティクスなど幅広いパートナーとの協働を通して、日本のものづくりに新たな循環と価値を生み出すエコシステムの構築を目指すという。

最終更新日:

◾️SHIFFON:公式サイト

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