
Image by: souta kasahara
早稲田大学繊維研究会が、12月7日に東京・千代田区にある科学技術館でファッションショーを開催する。
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同会は、1949年に創立した日本最古のファッションサークル。早稲田大学を拠点に活動しており、「アンリアレイジ(ANREALAGE)」の森永邦彦や「ケイスケカンダ(keisuke kanda)」の神田恵介を輩出してきた。「理論と実践の両面からの活動」を軸に、毎年ファッションショーを開催。今年は「変わりゆくなかで、変わらないもの」をコンセプトに、団体初となるメンズルックを含めた全29ルックを披露する。ショーでは、SNSの発達とファストファッションの普及によって劇化する流行のサイクルに着目し、変化に翻弄されない個人の姿勢を提起。「衣服を媒体としたファッション批評」という同会の理念に基づき、流行の加速に伴う個人の受動的な態度を批評するという。変わらずに持ち続けたいものをバッグやぬいぐるみといった携行可能なファッションアイテムに落とし込み、初の試みとして、すべてのルックに取り入れる予定だ。
また、例年と比べ規模を拡大。「ノントーキョー(NON TOKYO)」「ピリングス(pillings)」「シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)」といったブランドがショーを実施した科学技術館で、例年の2倍にあたる約140人の動員を予定している。ショー開催に際し、同会代表の長野桃子は「繊維研究会にとって“服を造る”という行為は考えることそのもの。みなさんの手放したくないものを思い起こすきっかけとなれば」とコメントしている。
最終更新日:
■2025 seni fashion show「それでも離さずにいて」
日程:2025年12月7日(日)
会場:科学技術館
所在地:千代田区北の丸公園2-1
時間:2部開催
1部 開演14:00(開場)
2部 開演17:00(開場)
観覧料:1000円
観覧予約フォーム ※完全予約制

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