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サッポロビールが、ミズノと協働開発したノンアルコールビール「サッポロ SUPER STAR(スーパースター)」を、近畿エリア限定で2026年2月25日に発売する。健康意識の高まりを背景に、“運動後のご褒美”としてノンアルコールビールを打ち出す。12月20日開催の「ミズノドリームプロアマゴルフ」を皮切りに、ミズノ主催の各種スポーツイベントやスポーツ関連施設でPRやサンプリングを実施する。
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スポーツ後の飲用シーン拡大を目指す
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ミズノは社内のアイデアを事業化につなげる取り組みの一環として、南信州ビールと協働開発したノンアルコールビール「PUHAAH(プハー)」を2022年4月から販売している。「発売からの3年半、プハーはスポーツ後に楽しむノンアル飲料として年々成長してきたが、我々だけで販路や生産キャパシティを拡大していくことに限界もあった。そんな中で、サッポロビールから協働のオファーを受けた」と中田匠ミズノ取締役常務執行役員は明かす。「ノンアルコールビールをきっかけの1つに、スポーツを楽しむ新しい文化を2社で作っていきたい」と続ける。
サッポロビール側は、アルコール飲料の代替としてではなく、「運動をする層が楽しむスポーツ飲料や炭酸飲料の代替として、スポーツノンアルという新市場を創る」(坂下聡一サッポロビール上席執行役員マーケティング本部長)ことが狙い。近年は若年層を中心にアルコール離れが広がると共に、健康志向が拡大し、自分らしさやコミュニティとのつながりを求めるニーズも高まっている。スポーツ後というノンアル飲料を楽しむ新しいシーンを作り、需要を呼び込む。「飲料メーカーだけでは、スポーツ後というシーンを作り出すことが難しい」ため、ミズノに声を掛けた。

会見に登壇した、左から坂下聡一サッポロビール上席執行役員マーケティング本部長、中田匠ミズノ取締役常務執行役員
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サッポロビールは開発にあたって、ミズノ社員やミズノが運営するランニングステーションの会員などから99件の声を集め、運動後に飲みたくなる爽やかな味わいや、清々しい飲み味を追求した。麦芽やホップに加え、クエン酸や運動で失われやすい電解質のナトリウムも含んでいる点が他のノンアルビールとは異なるポイント。運動を継続することの“報酬”や”ご褒美”となるような飲料を目指す。
サッポロビールの既存販路であるコンビニ、スーパーマーケット、量販店などのほか、スポーツ施設などでの販売も予定する。「まずは近畿エリア限定で販売し、将来的には他エリアにも広げていきたい」と坂下上席執行役員。発売想定価格は、350ml缶で170円前後。
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