Image by: THE NORTH FACE

ザ・ノース・フェイスが新作「JAPANCOLLECTION」を発売　刺し子をあしらったヌプシジャケットを製作

Image by: THE NORTH FACE

　「ザ・ノース・フェイス（THE NORTH FACE）」が、新作のコレクション「JAPANCOLLECTION」を発売する。「刺し子」「Drift Dye」「Natural Dyed PERTEX」の3シリーズで構成し、発売日は「刺し子」が12月27日、「Drift Dye」が2026年1月中旬、「Natural Dyed PERTEX」が2月下旬で、それぞれ全国の一部直営店で順次取り扱う。

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　「JAPANCOLLECTION」は、日本ならではの文化や技術、アーティスト、循環型社会に向けた素材開発への取り組みをザ・ノース・フェイスの視点で再構築。表層的な「和」の表現にとどまらず、「これからのものづくりで、何を実現していきたいのか」というブランドの意思をプロダクトに込めたという。

　「刺し子」シリーズでは、日本の伝統的な補強技法「刺し子」を現代のプロダクトに転用。耐久性を高めるという本来の機能性に加え、手仕事ならではの表情や温かみを活かした仕上がりで、単なる装飾にとどまらず、「長く着続ける」という価値そのものを表現したという。アイテムは、半纏をモチーフに、環境由来の素材を用いて刺し子を施したヌプシジャケット（55万円）や、ブランドを代表する防寒ブーツ（24万2000円）を用意。そのほか、刺し子をあしらわないモデルを含む全4型のダウンウェアや、カットソーもラインナップする。

　「Drift Dye」シリーズでは、海岸で回収されたペットボトルなどをアップサイクルしたリサイクルポリエステル素材「UpDRIFT」を使用。廃棄される野菜や植物を原料にした天然染色技術「FOOD TEXTILE」を採用し、環境負荷の低減と唯一無二の色合いを両立させたという。アイテムはフーディー（1万5950円）、ロングスリーブTシャツ（1万450円）を揃える。

　「Natural Dyed PERTEX」シリーズは、高い防風性・軽量性を誇る「PERTEX」素材に、玉ねぎの皮などの食品廃棄物を原料にした天然染色技術「Onibegie®」を組み合わせて製作。アウトドアフィールドで求められる機能性と、天然素材ならではの柔らかな色合いを両立したという。アイテムはジャケット（2万4200円）、コート（2万9700円）が揃う。