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　アトリエシムラは、染織家 志村ふくみ、志村洋子の芸術精神を継承する2016年設立の染織ブランド。今年4月には世田谷に新店舗を移転オープンし、アトリエシムラの着物や帯などの常設展示や販売に加え、草木染めや機織りのワークショップを開催してきた。　新たに開講するアルスシムラコースでは、季節の植物で絹糸を染め、受講生ごとに用意する専用の手機で着物（反物）を制作。また、思想や文化を学ぶ特別講義や、京都での課外授業も行うという。春期と秋期の2回開講し、受講期間は春期が2026年4月から9月まで、秋期が2026年10月から2027年3月まで。受講日数は最大40日で、各期7人程度を募集する。

アトリエシムラ

Fashion

アトリエシムラが反物を制作するコースを2026年に開設　半年をかけて染色や機織りを学ぶ

　同イベントは、鹿児島県の奄美大島で古くから受け継がれる天然染色の一つ「泥染め」にフォーカス。ビズビムは以前からコレクションに泥染めを取り入れており、ナイロンのような化繊のプロダクトに泥染めをごく僅かなテクスチャーとして加える表現を編み出すなど、染色加工技術としての泥染めの可能性を拡張してきたという。　店頭では、染色の技術や魅力を展示品や商品を通じて紹介。泥染めを施したデニムジャケット（11万4400円）や、Tシャツ（5万5000円）、シャツ（11万8800円）、カバーオール（19万8000円）、スニーカー（ハイカット 12万1000円、ローカット 11万5500円）、キャップ（4万9500円）などをラインナップする。また、同展のために制作した冊子「Addendum to the Dissertation / Doro-Zome （Mud-Dyeing）」を数量限定で配付。冊子には、アイテムに泥染めを施す過程の写真や、製作風景などが収められている。

visvim

ビズビムが「泥染め」にフォーカスしたイベントを開催　デニムジャケットやスニーカーなど販売

　マグニバーグは、「アクネ ストゥディオズ（Acne Studios）」や「サンローラン（SAINT LAURENT）」でキャリアを積んだベント・トーネホース（Bengt Thornefors）とフローリストのニナ・ノーグレン（Nina Norgren）によって2016年に設立。2019年から、デンマークのテキスタイルメーカー「クヴァドラ（Kvadrat）」のグループブランドに加わり、デュべカバーやピローケース、シーツを中心としたホームテキスタイルを展開している。　コラボでは、「ダウンタイム」をテーマに設定。植物や鉱物由来の染料のみを用いた天然染色法をポルトガルで施し、日焼けしたような着古した風合いに、落ち着いた色調とやわらかな肌触りに仕上げたオーガニックジャージーのバスローブ（5万2800円）や、ロングスリーブTシャツ（3万3000円）とセットアップのパンツ（3万9600円）のほか、ヘビーウェイトのオーガニックコットンテリーを用いたタオル（1万7600円）の全4型を展開する。

OUR LEGACY

アワー レガシーがスウェーデンのベッドウェアブランドとコラボ　バスローブなど全4型を展開

　新作は、先染めにより通常の染色に比べて柔らかな生地風合いと、少ない毛羽立ち、繰り返しの着用でも色あせしにくい"黒"を実現。素材には、厚みと柔らかさを兼ね揃えたコットン100％の7.0オンスの生地を使用し、裾部分にはブラインドステッチをあしらった。また、シルエットは⾝幅と袖幅にゆとりを持たせたアメリカンスタイルで、丸胴仕様やタグレス仕様により快適な着心地に仕上げた。サイズはS〜XXLを用意し、価格はS〜XLが4400円、XXLが4840円。

Hanes

「ヘインズ」の“最高の黒Tシャツ”から新作　ロングスリーブタイプが登場

　同モデルは、伝統染色技法「叢雲（むらくも）絞り染め」で染めあげた藍染和紙を文字板に使用。生地を圧縮してランダムのシワを作り出すことで、1つ1つ異なる染めムラ模様を表現した。ワニ革のバンドは、持続可能な皮革製造を推進するための国際団体「レザーワーキンググループ（LWG）」の認証を取得した業者が手掛けた。　ムーブメントには、年差プラスマイナス5秒の高精度エコ・ドライブを採用。針ズレを防止する衝撃検知機能や針ズレの自動修正機能、表示時刻が0時になったタイミングで日付け表示を切り替える「0時ジャストカレンダー更新機能」などを搭載する。ケースには、シチズンが開発した表面硬化技術「デュラテクト DLC」を施したスーパーチタニウムを用いて、軽量性と耐久性を両立させた。価格は48万4000円。

CITIZEN

シチズンがハイエンド時計の30周年記念モデルを発売、「叢雲絞り染め」の和紙を文字盤に採用　世界限定300本

　ジ・アイヴァン 名古屋 栄は呉服町通りに面し、店舗面積は100平方メートル。店舗デザインは1号店に続きグラマラス（GLAMOROUS）の森田恭通が手掛け、エントランスにはアイウェアにまつわる格言を刻印した鏡を設置し、内装に天然木の床と白い壁を採用することでシンプルでミニマムな世界観に仕上げた。店内には森田恭通が撮り下ろしたアイウェアのモノクロームアートと、特別にセレクトしたアイウェアギャラリースペースも設けている。　店頭では、アイヴァンのオリジナルレーベル「アイヴァン（EYEVAN）」「アイヴァン 7285（EYEVAN 7285）」「10 アイヴァン（10 eyevan）」「アイヴォル（Eyevol）」の商品を揃えている。また、オープンに合わせてジ・アイヴァン 名古屋 栄の限定モデルを20本限定で販売。アイヴァンのアイコニックな「E-0505」をベースに制作し、ボストンシェイプのプラスチックリムに、マンレイブリッジと特徴的なデザインのヨロイパーツで構成したコンビネーションフレームをアレンジ。金属パーツは元のデザインに忠実に型から作り直し、軽さと強度に優れるチタン製にアップグレードした。カラーは名古屋伝統工芸の一つである染色に着想を得て、フロントには名古屋黒紋付染をイメージした黒、メタル部分には有松絞りをイメージした紺を組み合わせた。価格は税込4万6200円。

EYEVAN

ジ・アイヴァンの新店舗が名古屋・栄にオープン、伝統工芸品の染色に着想を得たアイウェアを20本限定販売

　京都では京都の着物産業は毎年縮小し、若い職人が育たず伝統技術の継承が困難な状況にあるという。一般社団法人RE WEARでは染色・縫製加工の伝統技術を活用し、アップサイクルによって廃棄物に新たな価値を与えるかたちで、廃棄衣料の削減と新たなアップサイクルの文化を広めることを目的に設立。京都工芸繊維大学名誉教授の木村照夫氏が代表理事を務め、京都紋付代表取締役社長の荒川徹氏らが理事に名を連ねる。　設立を記念して、9月6日に京都の二条城内の「香雲亭」で展示会、京都ブライトンホテル1階の宴会場でパーティーを開催する。招待制の展示会では、黒染め技術や再生ペットボトル繊維を活用したアップサイクル製品を披露する。パーティーでは、参加者から事前に預かった衣類に黒染めを施し、展示を行う。同イベントには、浜崎あゆみのパフォーマーを務めた経歴を持つシークレットゲストが登場する予定だ。

京都紋付がアップサイクルプロジェクトを推進する一般社団法人を設立

　倉敷染めは国際サステナビリティに関する問題基準の安全性に基づき、環境負荷低減にも配慮した繊維加工を実現。近年のアパレル業界でエコロジーに関する問題が叫ばれる中、同組合は洗い加工最大手である豊和など4社が参画するエシカルファッションチームを立ち上げ、倉敷染をエシカルファッションとして打ち出す。　今年6月に設立したミライアクトでは、豊和の田代雄久社長が代表に就任した。資本金は1000万円。副資材大手のYKKスナップファスナーと清原の2社は、繊維関連の素材や製品に有害な化学物質が含まれていないことを証明する「エコテックス®スタンダード100（STANDARD 100 by OEKO-TEX®）」の認証を受けていることから、倉敷染の衣料品開発にあたり協力を依頼したという。第1弾商品はビッグジョンから販売が予定されている。　ミライアクトとしては今後、国内外の展示会に参加し、OEM・ODMの営業活動を行う計画だという。

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「倉敷染」のエシカルファッションを世界に　YKKと清原も協力

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