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ケリング2025年通期決算の純利益は前年比93.6%減、全ての地域で減収

 「グッチ(GUCCI)」などを擁するケリング(Kering)が、2025年通期決算(2025年1月〜12月)を発表した。売上高は146億7500万ユーロ(約2兆6561億円)で、前年比で13%減少。営業利益は同52%減の10億4700万ユーロ(約1895億700万円)、純利益は同93.6%減の7200万ユーロ(約130億3200万円)と、大幅な減収減益となった。

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 ブランド別で見ると、デムナ(Demna)が手掛けるグッチの売上が同22%減と大きく落ち込んだほか、「サンローラン(SAINT LAURENT)」も同8%減と苦戦。地域別では、日本での売上が同19%減と最も下げ幅が大きく、日本を除くアジア太平洋地域が同15%減、西ヨーロッパと北米が同10%減、その他地域が同4%減と、全ての地域で減収となった。

 ルカ・デ・メオ(Luca de Meo)ケリングCEOは、「2025年の業績は、グループの真の潜在能力を反映していません。下半期には、バランスシートの強化、コスト削減、そして次なる章への基盤となる戦略的選択といった、断固たる行動をとってきました。ブランドポジショニングと売上の向上、マージン再構築、そしてキャッシュフローの強化に全力で取り組んでおり、持続可能な長期的な価値創造を確実に実現していきます」とコメントしている。

 決算説明会では、売却の噂が流れる「マックイーン(McQueen)」について言及。「マックイーンの損失はかなり重大である。安定した業績を取り戻すために、コスト構造と投資の再編が必要」(デ・メオCEO)と立て直しを目指す考えで、既に2025年に21店舗を閉鎖したという。「以前は130以上の店舗があったが、マックイーンが現在持つポテンシャルに対しては多すぎたので、閉店することでブランドを再定義し、損失を減らしていく」と、今後の指針を示している。

※前年比実績は為替変動などの影響を除く
※1ユーロ=181円

■ケリング2025年通期(2025年1~12月期)
売上高:146億7500万ユーロ(前年比13%減)
営業利益:10億4700万ユーロ(同52%減)
純利益:7200万ユーロ(同93.6%減)

最終更新日:

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