


丸編みメーカーのエイガールズ(和歌山市)は、スウェーデンのフレグランスブランド「バイレード」と協業した。「サーフカルチャー」をテーマに、真っ白な石灰岩の岬と紺碧(こんぺき)の海で有名な和歌山の白崎海岸から着想を得て、アパレル製品を企画した。
バイレードが毎年様々な企業と打ち出す「バイプロダクト」で今年の協業先にエイガールズが選ばれた。バイプロダクトは、クラフトとカルチャーを媒体にブランドの世界や哲学を体現する取り組み。これまでレザーグッズやシューズ、インテリア雑貨など多様な商品を販売してきた。
開発から約2年をかけ、今年5月末に発売した。きっかけは、エイガールズが主導する「和歌山ニットプロジェクト」(WKP)だ。和歌山のニッターがエイガールズ独自のスビン綿糸「ロータス」で編み立てた服を欧米やアジアで売り、注目を集めている。滑らかな肌触りが好評で、バイレードも「『素材の風合いとWKPのストーリーに感動した』と、声が掛かった」(山下装子副社長)。
和歌山と海をキーワードに、Tシャツ、パイル地のフーディーとショーツ、タオルを作った。Tシャツの背面にデザインした藍色のロゴには「エイガールズ」「和歌山」がローマ字で記され、筆で描いたようなグラフィックが波の動きをほうふつさせる。
「フレグランスブランドとの協業は初めて。今までとはまた違う角度での開発ができ、私たちの刺激にもなった」と話す。販売はバイレードの海外の主要店やオンラインで、日本ではしていない。
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