ADVERTISING

小説家 向田邦子の審美眼を現代に再解釈 「アンクレイヴ」が特別コレクションを公開

Image by: uncrave

Image by: uncrave

Image by: uncrave

 オンワード樫山が展開するECブランド「アンクレイヴ(uncrave)」が、2026年秋冬コレクションの展示会で、脚本家・作家の向田邦子をテーマにした「アンクレイヴな人=向田邦子」特別企画展の最終章を発表した。展示は東京・代官山のZAspaceで6月27日まで一般公開している。

ADVERTISING

 ブランドは2025年春夏シーズンにリブランディングを実施。タレントの東原亜希をディレクターに据えた体制からオンワード樫山による運営体制へ移行し、「知的で自立した女性」に向けたブランドとして再始動した。「これさえあればいいと思える服を提案したい」という思いを込めた「LESS IS MORE」のほか、「FASHION×CULTURE」「INCLUSIVE FASHION」「THINK ETHICAL」の4つをブランドの約束に掲げ、文化発信やサステナビリティ、多様性への取り組みを強化。リブランディング後の売り上げは3シーズン連続で計画を上回って推移しており、今後はリアル店舗の出店も視野に入れているという。


Image by: uncrave

 向田邦子は、「阿修羅のごとく」「寺内貫太郎一家」など数々のドラマの脚本を手掛けたほか、エッセーや直木賞受賞作「思い出トランプ」などでも知られる脚本家・小説家。「アンクレイヴな人=向田邦子」特別企画展は、向田の言葉や装い、暮らしぶりに宿る美意識や、「流行に左右されず、自分が本当に良いと思うものを選ぶ」という価値観がブランドの思想や顧客像と重なったことから、「FASHION×CULTURE」プロジェクトの一環として昨シーズンから実施。日本文藝家協会や鹿児島近代文学館、実践女子大学図書館、文藝春秋などが協力し、向田邦子の著作権を管理する妹・向田和子氏による監修でコラボレーションアイテムの製作や出版社とのコラボキャンペーンなどを展開している。

 最終章となる今季は、向田の晩年にフォーカスしたオリジナルコレクションを発表。同氏が旅先に必ず持参したというトレンチコートを現代的に再解釈したアイテムをはじめ、愛用していた手編みニット「マーガレット(エリザベス)」を再現したニット、黒を好んだエピソードから着想したブラックコレクション、お気に入りの手袋にまつわる逸話を反映したグローブなどを8月下旬から順次販売する。

チノギャバジン素材のトレンチコート

Image by: FASHIONSNAP

 展示では、向田の作品や肖像写真、愛用品をエピソードとともに紹介。留守番電話に吹き込まれた本人の肉声のほか、向田和子氏から提供された手袋や名刺、私家版作品集「真っ白い嘘」なども公開し、作品だけでなく、その暮らしや美意識、人となりにも触れられる内容となっている。

コラボアイテムの元となったエピソードも合わせて公開

Image by: FASHIONSNAP

 担当者は、「今回のプロジェクトをきっかけに20〜30代をはじめとする新たな顧客層との接点が生まれ、ブランドへの理解を深めてもらう機会になった」と振り返る。向田邦子をテーマにした企画は今シーズンで一区切りとなるが、「FASHION×CULTURE」の取り組みは今後も継続し、さまざまな文化や人物をテーマにブランドの価値観を発信するとともに、新たな顧客との接点拡大を図っていく考えだ。

最終更新日:

◾️「アンクレイヴな人=向田邦子」特別企画展
開催期間:2026年6月25日(木)〜6月27日(土)
時間:26日 10:00~19:00(最終入場 18:00)、27日 10:00~18:00(最終入場 17:00)
会場:渋谷区恵比寿西1-34-17 zaHOUSE 5階
◾️「FASHION×CULTURE」プロジェクト:特設サイト

菅原まい

Mai Sugawara

FASHIONSNAP 編集記者

2002年、東京都生まれ。青山学院大学総合文化政策学部卒業後、2025年に新卒でレコオーランドに入社。中学生の頃から編集者を志し、大学生時代は複数の編集部でインターンとして経験を積む。特技は空手。趣味は世界中の美味しそうなお店をGoogleマップに保存すること。圧倒的猫派で、狸サイズの茶トラと茶白を飼っている。

ADVERTISING

現在の人気記事

NEWS LETTERニュースレター

人気のお買いモノ記事

公式SNSアカウント