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インスタ広告で売り上げ増 京都で300年続く鞄の老舗が手掛けるバッグが好調

ミニボストン(2万6400円)

Image by: FASHIONSNAP

ミニボストン(2万6400円)

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ミニボストン(2万6400円)

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 40〜50代女性から支持を集めている京都発のバッグブランド「ラクーオ(LAQUOH)」が、20〜30代の客層をターゲットにした新型を拡充している。

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 ラクーオは、1713年創業の京都の老舗バッグメーカー「枡儀(ますぎ)」が、2024年春夏シーズンに立ち上げたバッグブランド。同社の歴史は江戸時代、タバコの流行に合わせてタバコを包む袋物作りから始まった。ブランド名の「ラクーオ」は、当時の文化発祥の地であった京都・洛央に由来。古くから続くものづくりの現場で培われた知見や道具を活かし、日本の文化や伝統を未来へと継承していくことを目指している。

 デザインは、日本の「侘び寂び」や「用の美」を重んじる精神性や静かな佇まいから着想を得て、華美な装飾を避けたシンプルな造形を追求している。素材には国産の牛革、ウレタン材にエンボスで篭目文様を施したボンディング素材、ナイロンなどを使用しており、牛革のバッグは、兵庫県・竜野市の老舗タンナーによる国産レザーを使用。製造は、和装小物の製作を専門として創業し、80年以上前から残る技術を持った国内グループ工場の職人によって行っている。国産レザーを使用していながら、独自の生産体制によって実現した約2〜5万円という手頃な価格帯が特徴で、40〜50代からの支持が厚い。オンラインストアとポップアップのみで販売を行っており、売上高は非公開だが好調だという。

エンボス加工のバッグ(2万4200円)

 2025年秋冬シーズンまではメディア露出を行わず、インスタグラム広告のみで発信を行っていたが、40〜50代の主要ターゲットの認知が獲得できたという手応えを受け、2026年春夏シーズンから73 Showroomにメディア向けのリース業務を委託。20〜30代向けの雑誌などでの露出を狙うことで、客層の拡大を目指しているという。

 2026年秋冬コレクションでは、トレンドの横長のフォルムのトートバッグやバッグチャーム、A4サイズの入るトートバッグなど、20〜30代をターゲットとした新型が登場した。

新型のトート(3万6300円)

最終更新日:

◾️ラクーオ:公式インスタグラム

橋本知佳子

Chikako Hashimoto

FASHIONSNAP 編集記者

東京都出身。映画「下妻物語」、雑誌「装苑」「Zipper」の影響でファッションやものづくりに関心を持ち、武蔵野美術大学でテキスタイルを専攻。大手印刷会社の企画職を経て、2023年に株式会社レコオーランドに入社。ファッション小物・アクセサリー、繊維企業を中心に取材。

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