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繊研plus莫大小。最初、どう読むか分からなかった。調べてみるとメリヤスと読むということが分かった。『新・繊維総合辞典』でメリヤスを引くと、「編み地のこと。編み物、ニット、ジャージーと同義語」とある。
ではなぜ莫大小と書くのか。『アパレル用語辞典』で調べると、ポルトガル語で「メイアス」、スペイン語で「メディアス」と呼ばれる靴下が江戸時代に南蛮船から伝わり、そのいずれかが変化してメリヤスになったとのこと。語源のラテン語「メディウス」は「中間の」という意味で、大でも小でも莫(な)いことから日本では莫大小と書くようになった。ほかの文献では編み地の伸縮性で「大小を問わずよく合う」という意味から付けられたともある。
尾州産地の物作りを学ぶ「尾州・テキスタイル・カレッジ」のニットの講師からは「65年頃までよく使われた言葉で、肌着の生地という意味などで残る」と聞いた。会社名に莫大小が付くのは老舗企業だということが分かる。言葉のルーツをひも解くのは面白いし、業界の理解が深まると感じた。
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