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アーティスト Nir Hodによる展覧会「Flowers of Memory」が開催

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Nir Hod 

イスラエル出身のアーティスト Nir Hodによる展覧会「Flowers of Memory」が、KOTARO NUKAGA(天王洲)にて8月8日(土)まで開催中。

Photo by Osamu Sakamoto, Courtesy of Artist and KOTARO NUKAGA

Photo by Osamu Sakamoto, Courtesy of Artist and KOTARO NUKAGA

Photo by Osamu Sakamoto, Courtesy of Artist and KOTARO NUKAGA

イスラエル・テルアビブに生まれ、現在はニューヨークを拠点に活動するアーティスト Nir Hod。

自身を画家としてだけでなくストーリーテラー、イメージメーカーでもあると捉え、彫刻、映像、キャンバスといったさまざまなメディアを横断しながら、美や退廃、失われていく純粋さといった概念の視覚化を試みる。

美と破壊などをはじめとするパラドックスを内包する作品群は、現実と想像の垣根を飛び越え、鑑賞者それぞれに自身との対話を促していく。

Photo by Osamu Sakamoto, Courtesy of Artist and KOTARO NUKAGA

Photo by Osamu Sakamoto, Courtesy of Artist and KOTARO NUKAGA

本展で展開されるのは、輝く水辺に花々が浮かぶ夢想的な光景を描いた「100 Years Is Not Enough」シリーズ。

リネンやキャンバスの上に重ねられた油彩とクローム、そこに注がれる酸やアンモニアの化学反応という「偶然」を経て立ち上がる絵画は、銀色の鏡面上に咲き誇る花々を通して、観る者の像をそのまま画面の中へと迎え入れる。

Photo by Osamu Sakamoto, Courtesy of Artist and KOTARO NUKAGA

Photo by Osamu Sakamoto, Courtesy of Artist and KOTARO NUKAGA

Photo by Osamu Sakamoto, Courtesy of Artist and KOTARO NUKAGA

本作の背景にあるのは、パンデミック期に作家が自然の中で過ごす時間から生まれた「生きていることの美しさを受け止めるには100年では足りない」という感覚。

Claude Monetの「Water Lilies(睡蓮)」を想起させるモチーフは、Hodの手により「見覚えのある未知」として立ち現れる。

再構成される古典は、イメージが記憶の中で一度ほどかれ、鏡面の反射と多層の操作、そして時間の痕跡が表面に刻まれることによって、より曖昧で切実なものとなっていく。

観る者を惹きつける美しさによって入り口を開きながら、同時にどこか不穏で、時間、記憶、喪失といった感情の影を忍び込ませる作品群。

アンビバレンスの内在というHodの核となる主題が、本作にも通底する。

Photo by Osamu Sakamoto, Courtesy of Artist and KOTARO NUKAGA

Photo by Osamu Sakamoto, Courtesy of Artist and KOTARO NUKAGA

鑑賞者を写し出す甘美な鏡面。
花々が満ちる静謐の中で、自身の記憶を見つめて。

KOTARO NUKAGA
03-6433-1247

【Nir Hod ”Flowers of Memory”】
DATE:8月8日(土)まで開催中
※日曜、月曜、祝日定休
TIME:11:30am〜6:00pm
PLACE:KOTARO NUKAGA(天王洲)
ADDRESS:東京都品川区東品川1-32-8 TERRADA Art Complex II 1階
ADMISSION FREE
WEBSITE:kotaronukaga.com/exhibition/flowers-of-memory/

最終更新日:

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