
Image by: FASHIONSNAP

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国内主要百貨店6社(三越伊勢丹、髙島屋、大丸松坂屋百貨店、阪急阪神百貨店、松屋、近鉄百貨店)の2026年7月度の既存店売上高をレポート。梅雨明けと共に本格稼働した夏物衣料が好調だったほか、ニーズが多様化し客単価がさらに向上したインバウンド売り上げが、各社の実績を牽引した。(全て前年同月比)
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- 三越伊勢丹:11.2%増
- 髙島屋:8.5%増
- 大丸松坂屋百貨店:0.2%減
- 阪急阪神百貨店:12.8%増
- 松屋:1.1%増
- 近鉄百貨店:4.9%減
売り上げを左右した2つのポイント
- 夏物の本格稼働:全国で梅雨が明け、7月の平均気温として過去4番目の高温を記録。本格稼働した夏物衣料の好調が、各社の売り上げを下支えした。
- インバウンドの好調:各社軒並み、インバウンド売上高が好調を維持。ラグジュアリーブランドや宝飾時計などの高額商品だけでなく、化粧品やスポーツ用品など、ニーズも多様化。
各百貨店の主要トピックス
- 三越伊勢丹:海外顧客売上高が31.2%増と急伸。ハンドバッグや宝飾時計など高額な商品が支持を集め、客単価が向上していることが主な要因。国内顧客についても、伊勢丹新宿本店と三越日本橋本店の洋菓子エリア改装などが、新規顧客の集客につながった。
- 髙島屋:免税売上高が26.2%と大きく伸長。高額な商品に加え、化粧品やスポーツ関連商品などが支持を集めた。国内顧客については、夏物衣料が好調に推移して売り上げを押し上げた。
- 大丸松坂屋百貨店:免税売上高は22.4%増。ラグジュアリーブランドの好調などにより客単価が36.5%増と伸長したことが寄与した。
- 阪急阪神百貨店:阪急本店は、店舗全体で約2割増となり7月として過去最高の売上高を更新。5・6階「HANKYU LUXURY」を中心に、100万円以上の高額商品の売り上げは5割増と先月に引き続き大きな伸びを示した。
- 松屋:免税売上高では、化粧品が約14%増、ラグジュアリーブランドの靴・バッグなどが4.4%増となり、円安を背景に大きく伸長して前年を上回った。
- 近鉄百貨店:あべのハルカス近鉄本店では、5ヶ月連続で全部門で前年を上回る売り上げを記録。夏休み向けイベントや人気キャラクターのポップアップによる集客向上、夏物衣料やサングラスなどの雑貨の好調、堅調な外商売り上げが寄与した。
現場の声
「洋菓子売り場のリニューアルが集客に寄与するところはやはり大きい。特に伊勢丹新宿本店では、開店と同時に長蛇の列になる店舗もできてきている」(三越伊勢丹 広報担当者)
「インバウンド客には『オン(On)』や『キーン(KEEN)』といったブランドのシューズが特に人気。化粧品では日本ブランドに注目が集まっている。インバウンドの多様化が進むなかで、買い物の仕方も国内顧客と大きな違いがなくなっており、この傾向は今後も強まると思う」(髙島屋 広報担当者)
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