
Image by: FASHIONSNAP

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国内主要百貨店6社(三越伊勢丹、髙島屋、大丸松坂屋百貨店、阪急阪神百貨店、松屋、近鉄百貨店)の2026年8月度の既存店売上高をレポート。(全て前年同月比)
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動向を読み解く3つのポイント
- 夏物の堅調:西日本を中心に例年を上回る暑さとなった8月。前月に引き続き好調を維持した夏物衣料が、各社の売り上げを下支えした。
- 高額品の好調:インバウンド・国内顧客を問わず、高額品の売り上げが好調を維持。宝飾時計を中心に、ラグジュアリーブランドのバッグや衣類が支持を集め、客単価向上に寄与した。
- 万博や周年催事の反動:大丸松坂屋百貨店、松屋、近鉄百貨店の3社が減収。松屋は前年の銀座店100周年キャンペーンをはじめとする大型催事の影響、近鉄百貨店と大丸松坂屋百貨店は大阪・関西万博などの反動で減収となった。
各百貨店の主要トピックス
- 三越伊勢丹(6.4%増):国内・海外顧客ともに堅調な売り上げを維持。宝飾時計を中心にラグジュアリーブランドのバッグや婦人服など、高額な商品が引き続き支持を集めているほか、海外顧客向けの外商売上高も伸びていることで、客単価が向上した。国内顧客についても、ISETANカレーフェスなど話題性のあるイベントが好評を博し、新規顧客の集客につながった。
- 髙島屋(5.3%増):免税売上高が6.6%増と引き続き成長を維持。高額な商品に加え、子ども向けやホビー、スポーツ関連商品などが支持を集めた。国内顧客については、ラグジュアリーブランドなどの好調に加え、食料品などが堅調に推移したことも下支えとなった。
- 大丸松坂屋百貨店(1.7%減):大阪・関西万博の反動や、梅田店改装に伴う売り場縮小の影響で減収。免税売上が1.5%減と伸び悩んだものの、外商売り上げは好調に推移した。13店舗中8店舗が前年実績を上回り、札幌店は15.4%増と高伸した。
- 阪急阪神百貨店(6.8%増):阪急本店は、国内顧客・免税・店舗全体の売上高がいずれも8月として過去最高を更新。5・6階「HANKYU LUXURY」を中心に、100万円以上の高額商品の売り上げが3割増と、先月に引き続き大きな伸びを示した。猛暑が続くなか、夏物衣料の売り上げは好調に推移した。
- 松屋(11.0%減):前年の銀座店100周年記念催事や「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の店舗大型リニューアル(2026年6月)の反動で大幅減。猛暑による実需商材のニーズ継続と秋物商品の投入が奏功し、婦人服は8.0%増と伸長した。
- 近鉄百貨店(3.4%減):全社では大阪・関西万博などの反動で減収となった一方、あべのハルカス近鉄本店では6ヶ月連続で全部門で前年を上回る売り上げを記録。今年春から定期的に開催しているアンテナショップイベントや、「アイスクリーム万博 あいぱく®」などの盛況により、入店数も前年を上回った。ブラウスなどの夏物衣料が好調を維持したほか、堅調な外商売り上げが寄与した。
現場の声
「ISETANカレーフェスでは、エムアイカードの新規入会者を対象にした抽選会を実施したが、入会希望者が多く会期途中で終了したほど。新規顧客の獲得につながっているという実感がある」(三越伊勢丹 広報担当者)
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