HUMAN MADEがアンダーカバー買収を決議、取得額は5億3800万円

HUMAN MADEクリエイティブディレクターのNIGO®とアンダーカバー代表の高橋盾
Image by: FASHIONSNAP

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HUMAN MADEが9月11日、「アンダーカバー(UNDERCOVER)」を運営するアンダーカバーの全株式取得および子会社化について正式に決議した。株式譲渡実行日は2027年2月を予定しており、取得額は5億3800万円(アドバイザリー費用等を含む合計金額は5億5000万円)。2028年1月期からHUMAN MADEの連結子会社となる。これに伴い、アンダーカバーのデザイナー 高橋盾は経営から離れ、クリエイティブに注力。HUMAN MADE同様、クリエイティブと経営を分離した運営体制に移行し、更なる成長を目指す。
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アンダーカバーの直近2025年7月〜2026年6月期の業績は、売上高が約36億円、営業利益が6億円、純利益が3億円。なお、「ヒューマンメイド(HUMAN MADE)」の2025年2月〜2026年1月期の売上高は143億円。一方で、SNSのフォロワー数では大きな差は見られず、HUMAN MADEが独自に行った認知度調査では、アンダーカバーがヒューマンメイドを上回る結果となったという。同社は以上の結果から、アンバーカバーには成長余地が多分に残されていると判断。「高い認知度を持つが、その強みが十分に売り上げ・利益につながっていない」として経営体制を見直す。
まず現状国内は百貨店を中心に展開しているチャネル戦略では、徐々に直営店への販売に移行。ECモールへの出店も再検討し、自社ECに集約させていく。クリエイションについては「良い点は変えない」(松沼礼代表取締役CEO)としつつ、商品構成や価格帯はチャネル政策の変更に伴い変えていくという。また、現在十分ではない部分があるとしている人材採用・投資、IT投資、物流基盤整備、資金調達などについてもHUMAN MADEが必要な投資を実行していく。
今後は、1〜2年かけてビジネスモデルの変革を実行。5年程度の中期では売上高50億円、営業利益率20%を目指し、事業構造の切り替えが計画通りに進捗した場合は大規模なグローバル展開も視野に入れるとしている。
◆HUMAN MADE 2026年2〜7月期は増収増益、通期見通しを上方修正
HUMAN MADEの2026年2〜7月期業績は、売上高が87億円、営業利益が24億円、純利益が17億円。特に5〜7月期は、ポケモンとのコラボレーションコレクション第2弾が寄与し、四半期ベースで売上高が過去最高を記録した。同四半期の営業利益率は、9月にオープン予定の旗艦店にかかる一過性費用により若干の減少となったが、経常的な収益力としては好調に推移しているという。以上の結果を鑑みて、2026年2月〜2027年1月期の見通しを上方修正。売上高192億円、営業利益53億円、純利益37億円を見込む。
Photography: Hiroyuki Ozawa
最終更新日:
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