「ザ・ダラス」2019年秋冬コレクション
Image by: FASHIONSNAP.COM

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「ザ・ダラス」がエモーショナルな女性像を表現、“暗い森”をイメージした香りで会場を演出

「ザ・ダラス」2019年秋冬コレクション
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 表参道の洋館ロアラブッシュに設けられた「ザ・ダラス(THE Dallas)」のショー会場には、爽やかさとスパイシーさを併せ持った香りが充満していた。席に置かれたフレグランス「Selva Oscura」の芳香で、その意味の通り「暗い森」がイメージソース。ランウェイに登場した新作の2019年秋冬コレクションも同様の着想から、たくましく自由に生きるエモーショナルな女性像を表現したという。

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 デザイナー田中文江が手掛けるザ・ダラスは2016-17秋冬シーズンにデビューし、2018年秋冬シーズンに初のショーを渋谷ヒカリエで開催。2019年春夏シーズンはホテルの一室で発表し、今回は1年ぶりのランウェイとなった。

 2019年秋冬シーズンは、ダンテの長編叙事詩「神曲」の地獄篇に登場する"暗い森"がインスピレーション源。テーマのEMOは、ネットやSNSの普及によってリアルな感情を爆発させる機会が減ってしまっていると感じた田中の、「感情を揺さぶりたい」という思いが込められている。フレグランスは、オーガニック認証を受けたブランドのオリジナル。観覧客が席で香りを試す行為によって、自然と会場の一体感が演出された。

 堂々と歩くモデルは、強めのアイラインでワイルドなヘアメイクが特徴。コレクションには、ファーやレザー、野生的な花柄のほか、レオパードなどのアニマル柄や大胆なフォルムが取り入れられた。ジャケットスタイルは健在だが、パイソンのシューズを合わせたり、レザーをレイヤードするなど、ひとクセある仕立て。人気のアクセサリーは今シーズン、大振りのデザインが多く、ボウタイもアクセントになっている。

 田中はショーの後、今回を日本でのコレクション発表の一区切りと位置づけ、来シーズンから発表の場として国外を視野に入れる意向を発表した。「これまで一緒に歩んできてくれたファンの方々と一緒に成長していけたら」と話している。

■ザ・ダラス:2019年秋冬コレクション全ルック
■ファッションウィークの最新情報:特設サイト

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