AirPods Pro
Image by: FASHIONSNAP.COM

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何が変わった?アップルの新ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」をレポート

AirPods Pro
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 アップル(Apple)が、AirPodsシリーズの上位モデルとなるワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」を発売しました。リーク画像が出回り発表前から期待が高まっていた商品で、公式オンラインストアでは発送が約2〜3週間待ちとなるほど人気を集めています。従来のモデルからデザインや機能はどう変わったのか、レポートします。

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 まずはボックスの中身をチェック。AirPods Pro本体のほか、充電ケース「Wireless Charging Case」、Lightning-USB-Cケーブル、マニュアル、そして今回から新たに採用されたシリコン製イヤーチップなどが入っています。海外メディアでは発売前、複数のカラーバリエーションの登場が噂されていましたが、カラーは従来モデルと同様にホワイト1色の展開です。

 イヤホンの形状はカナル型のデザインに刷新されました。数千人の耳の形を3Dスキャンして収集したデータを元に開発したそうです。本体サイズは幅21.8mm、高さ30.9mm、厚さ24.0mm、重量5.4g。ここで第2世代モデルと比較してみましょう。

■本体サイズの比較[第2世代→AirPods Pro]※()内は第2世代との差
幅:16.5mm→21.8mm(+5.3mm)
高さ:40.5mm→30.9mm(-9.6mm)
厚さ:18mm→24.0mm(+6mm)
重量:4g→5.4g(+1.4g)

 AirPodsといえば、装着すると耳の穴から白く細長い軸が伸びているように見えることから「耳からうどん」と揶揄されてきましたが、新作では本体の高さが約1cm短くなり、形状も耳に合わせてゆるやかな角度が加わったため、軸の存在感が薄まりました。デザインを刷新したことで1.4g重くなりましたが、既存のモデルと比べて重さの変化はあまり感じませんでした。

 シリコン製イヤーチップはS・M・Lの3サイズが用意され、自分の耳に合ったフィット感をカスタマイズできるようになりました。イヤーチップは内側に向けて細くしたほか、通気孔を付けることで耳の中と外の圧力の差を削減し、より軽い着け心地を実現。密着感がアップしたので予期しないタイミングで外れてしまう心配がありません。

 iPhone上では、イヤーチップの装着状態テストを用意。テストの結果からイヤーチップの密着状態を教えてくれるので、左右それぞれの耳に合った最適なものを選ぶことができます。また、コントロールセンターの音量調節部分のデザインも、よく見るとAirPods Proのアイコンになっています。

 イヤホンの外側と内側には、既存モデルよりも少し大きいマイクロフォンを搭載し、今作から周囲の環境音を遮断する「アクティブノイズキャンセリング」機能を導入。外向きのマイクロフォンが周囲の音を検知し、ノイズがリスナーの耳に届く前に相殺する同音量のアンチノイズを作り出します。内向きのマイクロフォンは、耳に向かって音を拾い、残りのノイズを相殺。ノイズキャンセリングは連続して毎秒200回調節されます。

 環境音をスピーカーから流した状態で音楽を再生したところ、周囲の音がほとんど聴こえなかったので没入感のあるサウンドを体感できました。駅構内のアナウンスなど、移動中に周囲の音を聞いておく必要がある時は、今回から新たに搭載された「外部音取り込みモード」に切り替えておいた方が良さそうです。

 アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードの切り替えは、軸の少し凹んでいる部分にある感圧センサーを長押しすることで可能。なお、従来モデルで音楽再生や電話の応答時に採用されていた、ヘッドホンを指で軽くタップする操作は無くなり、今回から軸の部分を指でつまんで押す動作で各種操作を行うことができます。

 充電ケースは滑らかな丸みを帯びたデザインはそのままに、正方形から横長の長方形に変更されました。サイズは高さ45.2mm、幅60.6mm、厚さ21.7mm、重量45.6g。従来モデルよりも横幅が16.3mm広がったことで少し大きくなりましたが、手に持った時の違和感や重さはあまり感じられませんでした。

■本体サイズの比較[第2世代→AirPods Pro]※()内は第2世代との差
幅:44.3mm→60.6mm(+16.3mm)
高さ:53.5mm→45.2mm(-8.3mm)
厚さ:21.3mm→21.7mm(0.4mm)
重量:40g→45.6g(5.6g)

 価格は2万7,800円。ワイヤレス充電ケース付きの第2世代モデルは2万2,800円(いずれも税別)なので5,000円値上がりしていますが、従来のモデルよりも装着感やサウンドの没入感といった機能性が大きく向上したほか、デザインが刷新されたことで装着時に目立ちにくくなったので、今まで見た目が気になっていた人もチャレンジしやすいモデルになっていると思います。

公式サイトより

 

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■Apple:公式オンラインストア

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