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2016年本格上陸する英国発「オールセインツ」とは? CEO&デザイナーから紐解く

Image by: FASHIONSNAP

 2016年に、英国発のレザーブランド「オールセインツ(ALLSAINTS)」が本格上陸する。現在世界15か国で135店舗の直営店とグローバルでECサイトを展開し、年間売上は2.5億ポンド(日本円で約400億円)以上。年内に計画される国内初の直営店出店に先駆け、3月には2016-17年秋冬シーズンの東京ファッションウィークに参加し同社としてはアジア初となるプレゼンテーションを実施した。コンテンポラリーファッション市場において拡大を続ける「オールセインツ」とは、どんなブランドなのか?来日したCEOウィリアム・キムとデザイナーウィル・ビードルのインタビューから紐解く。

 1994年にメンズブランドとして創業したオールセインツはハロッズやバーニーズといった百貨店を中心に展開され、97年には初の路面店をロンドンに出店。98年にはウィメンズコレクションの展開もスタートさせ、イギリス国内に次々とショップをオープンさせている。2006年にはヨーロッパ大陸初のショップをパリに出店し、2008年には北米進出。以降、ソーホーやシアトルなど米国内でも店舗を拡大している。


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日の出「タブロイド」内のプレゼンテーション会場

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会場には「オールセインツ」を着用したアイコンのポートレイト写真展示も

 2011年にはジミー チュウなどに投資していたイギリスの投資会社ライオン キャピタル(Lion Capital)の傘下に入り、その後1年半をかけて会社を再編。デザイナーウィル・ビードル(Wil Beedle)がチーフ・クリエイティブ・ディレクターに就任し、2012年にはウィリアム・キムがCEOとして加わったことで現在の体制を確立した。2013年にはカナダのトロント、ロサンゼルス、オランダなどにショップをオープンさせ、9カ国に110の店舗展開に拡大。2014年に韓国に出店しアジア進出を果たし、待望の日本進出となる。

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CEO ウィリアム・キム

 「日本は世界でもトップクラスに入る重要な市場だが、同時に非常に難しい市場でもある。前々から進出を考えていたが、我々のビジネスモデルの基盤が出来上がっていなかったこともあり時間がかかってしまった」と話すウィリアムは、バーバリー社で元CEOアンジェラ・アーレンツとともにデジタル戦略を進めていた人物。オールセインツでは社内ツールに「グーグル フォー ワーク」を活用するなど、社内のインフラをデジタル化すること等により成果を出してきた。

 現在取り組んでいる目標については、「新たなビジネスモデルを作ることを大きな目標に掲げています。旗艦店を出店し、百貨店に店舗を構え、本国主導のウェブサイトを展開するのが通常のスタイルでしょうが、僕から見るとそのモデルは古い。我々は海外サイトをただ訳しただけの日本サイトを作るのではなく、1からその日本のためにECを作っています」と語る。今後の出店については「札幌から沖縄まで全国の都市を見てどこにオープンするべきかを細かく検証しています。今オールセインツは世界に135店舗しかありませんが、グローバルで2億ポンド以上の年間売上があり、一店舗一店舗の重要性が非常に高い。昨日今日のことだけではなく5年先を見据えてビジネスを進化させていくことが必要なのです」。

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モデルは2人1組でポージングを取り、それぞれのライフスタイルを想像させる演出に

2016-17年秋冬コレクション

 日本では原宿に出店したポップアップストアに加えてロコンドと組んでECをオープンするなど、デジタル戦略にも抜かりない。そんな中、ブランドのお披露目のためにウィリアムが用意したのが東京ファッションウィークへの参加だ。今回のプレゼンテーションに向けてウィル・ビードルは何度か来日し、実際の東京ストリートでモデル選びを自ら行うなど準備段階からかなり力を入れていたという。コレクションについて「2016年春夏コレクションのインスピレーション源は1980年代の東京。日本の文化に憧れを持ち始めた頃、東京は"エレクトリック・シティー"というイメージだった。今回のコレクションはそんな80年代カルチャーの要素をねじ曲げ、解読し再構築することで現代の東京にフィットするスタイルに仕上げている」と解説。毎回新しい挑戦をしているというシグネチャーのレザーアイテムについて「光沢のあるレザーを取り入れることで80年代の日本のストリート写真に出てくるような夜の景色に放たれるフラッシュを表現した」と自信を覗かせた

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デザイナーのウィル・ビードル

 ウィル・ビードルは、アーティストからデザイナーに転身した異色の経歴。「アーティストの頃は主に、絵とコラージュをちぎっては重ねてレイヤーを作り出すことで作品を生み出していた。今も同じような哲学で取り組んでいるけれど、より多くの人に僕が手がけたものを見てもらえていることがとても幸せだ」と語る。オールセインツの魅力について「アティチュード、個性、そして創造性という3つの言葉で表現したい。オールセインツようなファッションカンパニーは他にないと思うし、常にクリエイティブコミュニティーのために服をデザインしたいと思っている。それにプレゼンテーションでは、日本のプレスから予想以上に良いリアクションが得られたのでとても嬉しく思っている。これから東京、そして日本のクリエイティブ・コミュニティー にブランドを知ってもらえることが心から楽しみだ」。

■ALLSAINTS CONCEPT STORE
住所:東京都渋谷区神宮前5-17-24 GB Bld.1F
電話:03-5766-3011
営業時間:12:00~20:00
期間:2月6日〜7月31日

【News】ALLSAINTS TOKYO-BAY店 4月21日オープン

住所:千葉県 船橋市浜町2-1-1ららぽーとTOKYO-BAY 南館1F
電話:047-421-7140
営業時間:月~木 10:00-20:00 金~日 10:00-21:00
公式ECサイトも4月20日に開設

■問い合わせ先
PR01.TOKYO(ピーアールワントウキョウ)
TEL::03-6433-5159

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