アシックスウォーキングの本気の一足? 新作「MOON AMBLE」をFスナ編集部がレビュー

FASHIONPROMOTION

 「アシックスウォーキング(ASICS Walking)」から、新作シューズ「MOON AMBLE」が発売されました。アシックススポーツ工学研究所との共同開発により、歩行時のバウンス感と安定性を追求しながら、日常のスタイリングになじむデザインにもこだわった一足です。コンセプトは、「また履きたくなる、歩き続けたくなるシューズ」。アシックスウォーキングが1983年から大切にしてきた「歩くことによる人間性の回復」という理念をもとに、手に取った瞬間、履いた瞬間、歩いた瞬間、それぞれに「WOW=驚きや感動」を感じられる一足を目指したといいます。

1 / 41

MOON AMBLE|メッシュタイプ

Image by: ASICS Walking

 ラインナップは、ジャカードメッシュをベースにスエードやスムースレザーを組み合わせたメッシュタイプ(2万5300円)、スムースレザーを用いたレザータイプ(3万5200円)、スエードレザーで仕上げたスエードレザータイプ(4万700円)の3タイプです。メッシュタイプとレザータイプは、9月16日から一部直営店9店舗と百貨店5店舗、アシックスウォーキング公式オンラインストアで販売。スエードレザータイプは、9月16日から伊勢丹新宿本店で先行販売し、10月1日から帝国ホテルプラザ店と三宮中央通り店で取り扱います。

 こだわりが詰まったウォーキングシューズの履き心地とは? FASHIONSNAP編集部が一足先にメッシュタイプを試着。山スキー、登山、ラン、SUPを愛するアウトドア派のディレクターIと、ファッションを歴史や文化、経済など多角的な視点から読み解く編集記者Yが、機能性やデザインとあわせて気になる履き心地をレビューします。

軽くて、弾む。歩いて感じるテクノロジー

 MOON AMBLEの機能面を支えているのが、アシックススポーツ工学研究所と共同開発したテクノロジーです。ミッドソールには、独自の配合素材「HOP FOAM」を採用。硬度の異なる独自のフォーム素材「HOP FOAM」を2層構造で配置することで、歩行時のバウンス感と安定性を両立しています。さらに前足部には、歩行時の重心移動の軌跡に沿って「WALK POD SYSTEM」を配置。踏み込んだ際に弾むような感覚を生み出すほか、つま先をカーブさせた形状によって、スムーズな足運びをサポートしてくれます。

icon

編集部Y

まず驚いたのは軽さ。ソールにこれだけボリュームがあるので、見た目からもう少しずっしりとした重さを想像していたんですが、持ってみるとかなり軽いですね。

実際に履いて歩いてみても、軽さはかなり感じます。それに、クッションがただやわらかいだけじゃなく、踏み込むと一度沈み込んで、その力が次の一歩を押し進めてくれます。やわらかすぎると足元がふにゃふにゃして歩きづらくなることもありますが、これは適度な硬さが残っている。衝撃を受け止めつつ、足元は安定していていいですね。

icon

編集部I

icon

編集部Y

つま先のカーブも効いていますね。意識して歩いてみると、かかとからつま先へ体重が移動して、そのまま前へ押し出されるようで歩くのが本当に楽です。

確かに。それにランニングシューズのようなやわらかなクッションとはまた違って、街を長く歩くことを考えると、このくらいの硬さと反発のバランスがちょうどよさそうです。

icon

編集部I

icon

編集部Y

アッパーのホールド感も絶妙です。展示会を何件もハシゴして歩き回る日や、立ちっぱなしの現場取材など、ハードに動く日にこそ頼りたくなる一足ですね。

旅行にもよさそう。これだけ軽ければ長時間歩くときはもちろん、旅先に持っていく2足目としても選択肢に入りそうです。

icon

編集部I

機能性だけじゃない、日常使いしやすいデザイン性

 機能性だけでなく、日常のスタイリングになじむデザインもMOON AMBLEの特徴です。アッパーからソールにかけて直線的なラインを取り入れ、シューズが持つ反発性をデザインでも表現。また、アシックスウォーキングがレザーシューズの開発で培ってきた素材使いを生かし、スポーティーになりすぎない上質な佇まいに仕上げています。

いわゆるウォーキングシューズにありがちな、実用性に振り切った見た目ではないですよね。機能性を知らずに見たら、ファッションとして選んだスニーカーに見えるのでコーディネートにも困らなそうです。

icon

編集部I


icon

編集部Y

確かに。ソールにはしっかりボリュームがあるけど、実際に履いてみると足元だけが浮く感じがない。パンツと合わせたときの収まりもいいですね。スポーティーではあるけど、どこかモードっぽい雰囲気もあって、普段の服に取り入れやすそうです。

素材使いも効いていると思います。メッシュだけで仕上げるのではなく、スエードやレザーを部分的に使っているので、近くで見ても安っぽさがない。細かいディテールまできちんと作り込まれているのが魅力的ですね。

icon

編集部I

あと、かかとのレザータブもいいですよね。こういう部分的なレザー使いが、スポーツシューズとは少し違った印象を作っている気がします。

icon

編集部I

レザータブにはソールと揃いのオレンジのデザインがアクセントにあしらわれている

コードロック式のデザインも楽に脱ぎ履きできていいですね(編集部I)

icon

編集部Y

全体的に上品な印象なので、カジュアルな服だけじゃなく、スラックスなど少しきれいめなスタイリングにも合わせられそうですね。

歩きやすさを優先すると、どうしても足元だけ実用的な印象になってしまうことがありますが、これなら服とのバランスを崩さずに取り入れられそう。機能性とファッション性のどちらかを諦めなくていいのが嬉しいポイントです。

icon

編集部I

“弾むエネルギー”を色と素材で表現

 遊び心のあるカラーリングもMOON AMBLEの特徴の一つです。アクセントカラーには、歩くときの「弾むエネルギー」をイメージし、オレンジやライムグリーンを採用。メッシュタイプではホワイト/オレンジをはじめとする4色、レザータイプではホワイト、ベージュ、ブラック、シルバーの4色が揃います。

ソールのオレンジ、結構主張がありますよね。最初に見たときは「合わせる服を選ぶかも」と思ったんですけど、履いてみると意外と主張が強すぎない。オールホワイトのスタイリングにこれを合わせても素敵になりそうだし、オレンジのスカーフや小物で色を拾って合わせてもよさそうです。

icon

編集部I

icon

編集部Y

気づくと靴って白や黒みたいな無難な色を選びがちだけど、これくらい色が効いていると、いつものスタイリングも少し新鮮に見えそう。足元にポイントを作りたい日に選びたくなりますね。

同じMOON AMBLEでも、素材によってかなり印象が違いますよね。メッシュタイプは軽快でスポーティーな雰囲気が強い一方、レザータイプやスエードレザータイプはもう少し落ち着いた印象。服装やシーンに合わせて選べるバリエーションがあるのもいいですね。

icon

編集部I

icon

編集部Y

履き心地を妥協せず、普段のスタイリングにも取り入れやすい。ウォーキングシューズを普段履きの選択肢に入れていなかった人にも、一度試してみてほしい一足ですね。

「また履きたくなる、歩き続けたくなる」というコンセプトも、実際に履いてみると納得。ウォーキングシューズとしての機能性と、日常で履きたくなるデザインのバランスが取れた一足だと思います。

icon

編集部I

MOON AMBLE WALKING EVENT レポート

 MOON AMBLEの発表を記念し、都内で「MOON AMBLE WALKING EVENT」が開催されました。会場ではアシックスウォーキングが目指す「歩くこと」の価値やMOON AMBLEの開発背景を紹介するプレゼンテーションを実施。その後、実際にMOON AMBLEを履き、東京の街を巡るウォーキングツアーに出発しました。今回編集部もツアーに参加。当日の様子を写真で振り返ります。

会場にはMOON AMBLEがずらり。特徴的なボリュームソールやカラーリングなど、実物ならではのディテールを間近で見比べることができました。

Image by: FASHIONSNAP

photography: Shunya Kuroyanagi(event part) | text&edit: Mai Sugawara, photography: Hideya Yokoi(interview part), project management: Ryota Tsuji(FASHIONSNAP)

最終更新日: