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【連載】デザビレ紹介!簡単手作りキットで作る革小物 103号室「.URUKUST」

 ファッション関連で活躍する企業や若手クリエイターたちが入居する施設"台東デザイナーズビレッジ(=デザビレ)"。実はFashionsnap.com も入居しています。台東区の産業活性化、ひいては日本のファッション産業の成長など崇高な目的のために設けられたデザビレには、厳しい審査(なんと3回も審査がある!)をクリアし高い倍率をくぐり抜けた19組が入居しています。ここでは、施設内の新進クリエイターたちが一体どんな活動を行っているのかを連載でちらっとご紹介。第12回目はデザビレ103号室に入居する「.URUKUST(ウルクスト)」さんです。

Image by FASHIONSNAP
Image by: FASHIONSNAP
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 「.URUKUST」のデザイナー 土平恭栄(つちひら やすえ)さんは、桑沢デザイン研究所・インテリア学科を卒業後、バッグデザイナーのアシスタントとして食器やメガネ、バッグなどを扱うデザイン事務所へ就職。その後、アパレルメーカーへ転職し、7年間にわたりバッグデザイナーとして活躍したそうです。布を切って人形の服をつくるなど小さい頃から"ものづくり"が好きだったことや、独立心の強さから自身でブランドを立ち上げる事を決断し、2011年に革小物を展開する「.URUKUST」を設立しました。

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 「.URUKUST」というブランド名は、「つくる=TSUKURU」を逆に並べた造語。(「.」がはじめに書かれている理由も納得できますね!)日本語のブランド名にするつもりで考えていたところにパッと閃いた名前だそうで、「ドイツや東欧が好きなので『.URUKUST』という言葉の響きも好き」とのこと。インテリアに興味のある人や素材にこだわりを持っている人など好奇心がある人をターゲットにしており、「イメージを身近につくれるものにしたい。もっと"つくる"ことの楽しさを広めたい」という思いから手作りキットで展開されています。

dezabire_urukusut_09.jpg  商品の価格帯は、1,575円〜4,095円(税込)。革の手触りから見極めたこだわりの素材が使用されており、デザインを考えるときは、柳 宗理(やなぎ そうり)氏の美しい家具のように「『見た目がキレイ、且つ合理的』という点を意識している」とのこと。学生時代から興味を持っていた建築やプロダクトデザインからの影響を受けているのがわかりますね!

 キットに付属している説明書の紙質にもこだわっており、「どうしても、子どもの時に作ったプラモデルの説明書をイメージさせるこの紙にしたかった!」とのこと。イラストなども全て土平さんによるものです!ちなみに、手を合わせたロゴのイラストは「一番の道具は"手"である」という考えからインスパイアされたデザインだそうです。

dezabire_urukusut_10.jpg  パッケージも無駄をそぎ落としたミニマム&シンプルなデザイン。中身や一つ一つ異なる革の質感を外側からでも見る事ができます。

dezabire_urukusut_11.jpg ※「.URUKUST」のホームページでは、革の切り口を磨くコバ磨きの方法を動画で紹介しています。商品購入後は、動画をみながら革小物の製作を進めることができます。

P1140638.JPG dezabire_urukusut_03.jpg  友達の噂でデザビレを知り、2010年に面接。入居後については、「色々な人が訪れるイベントが実施されたり、人と知り合う機会が多いのでとても嬉しい。他の入居者の紹介で雑誌掲載されたこともありました。ネットワークがすごいと思います!」と答えてくれました。また、革、生地などの取引先メーカーが台東区内にあることから、「仕事がよりスムーズになった」そうです。

dezabire_urukusut_01.jpg  今後の展望については「今まで、こういったキットはクラフトショップで販売されているというイメージが強いと思うので、インテリアショップやアパレルショップ、雑貨店などで積極的に展開したい」とのこと。「今はまだ小物しかないのでバッグなど大きいものも出していきたいですね」と語っていので、小物以外も近々販売されるかもしれませんね。

■.URUKUSTサイト
http://www.urukust.com

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