Image by: FASHIONSNAP
「ディオール(DIOR)」のフレグランス「ジャドール ロー」が、渋谷交差点のデジタルサイネージをジャックし、ポップ界のスターでミューズのリアーナで染めた。ベルサイユ宮殿を背景に、ゴールドのスターを宿すジャドール ウーマンを体現したリアーナのキャンペーン映像が流れる中、パワフルなダンスパフォーマンスでボーダーレスに活躍するRIEHATAが、躍動感あふれるシューティングを敢行。黄金に輝く化学反応に魅了されて。
花々の魅力が最大限に輝くブーケ「ジャドール ロー」
ジャドールの真髄ともいえる、ゴールドの輝きを描いたジャドール ロー(50mL 税込2万4750円)。ディオール パフューム クリエイション ディレクターのフランシス・クルジャンによる、このフレグランスは、名香ジャドールの豊かに広がる花の輪郭とその色調を大胆に強調し、花々の美しさが際立つ香り。
丸みを帯びたまろやかな香りは、陽光に照らされたオレンジ ブロッサムや、なめらかなローズとジャスミンのアブソリュートが融合し、圧倒的なスケールで香り立つ。パワフルでセンシュアルな花々の魅力を最大限に輝かせたブーケを連想させる。
美しい曲線と官能的な丸みを帯びたジャドールのアンフォラ ボトルは、温かみのある香りと呼応し、ボトルの首元を彩るネックレスはガラスに沿ってゴールドが流れるように美しく波打つ。
Interview with RIEHATA
ジャドール ローの印象
「ジャドール ローは温かみのある甘い香りで、包み込んでリラックスさせてくれるような、一方で普段忘れがちな女性らしさや色気、ドラマチックなムードを作ってくれるような、そんな香りでとっても心地いい」とRIEHATAさん。ジャドール ローのオレンジブロッサムとローズ、ジャスミンが理想の花を描く、フローラルブーケの香りの虜に。
「穏やかな気持ちになりたいときはそうなれるし、逆に舞台に向かう時に『Go on the stage!』とスイッチが入るし、ポジティブで自信があふれる気持ちにもさせてくれる。一言で『この花が香ってくる』って説明できない香りだから、ミステリアス感もあって、それが私に合ってるのかな」。体の内側のムードに合わせ、寄り添ったり、気持ちを高めたり、謎めきを加えたりする香りだと続ける。
ジンクスのように“香り”がライフワークのルーティンに組み込まれているそう。「ダンスステージに上がる前やレッスンの前に必ずフレグランスをつけます。あと振り付けを作る前も“おまじない”のようにね。自分のセーフティエリアを作るというのかな、魔法のひと吹きで、“自分”になれるみたいな。自分のことを愛しているのは分かっているんだけど、フレグランスをつけることで、より自分を好きになって、さらに2倍のエナジーで前に進むことができる」。そんな香りは自分のイメージにもつながるのだとか。「たくさんのアーティストや生徒にダンスを教えているから、“憧れの人”というイメージを、さらに空間で演出するためにもフレグランスは必須。『RIEHATAからすごく素敵な香りがした』とか、『RIEさんが来たら香りで気づく』とか。私を香りで覚えてくれていて、恋しくなったり、その日のセッションが忘れられないものになったり」。RIEHATAさんが描く女性像の演出に、ジャドール ローはぴったりとハマる。
新ミューズ RIHANNAの存在
ポップ界の大スター、リアーナを背景にしたシューティングにも心を躍らせた。「リアーナはパフォーマーとして、エンターテイナーとして、進化していく存在だと思うんですよ。それにプラスして、芯を絶対に曲げない、意志の強さを感じます。大スターであることとか、アイコンであることとか、模範であらなければならないこととか、強い女性像でいることとか、そこには並大抵じゃない努力もそうだけど、だけどそれを乗り越えようと経験したことで『また私、かっこよくなっちゃう、ありがとう』って全てに感謝しているように感じるし、そしてまたステージに立つ。だからこそ、その奥に優しさや心の豊かさ、本当の強さを持っている。1番大事な人間力、誰になんと言われようと曲げずに、やり抜く力を持っているんじゃないかなと思う。どれだけ着飾ろうと、メイクオフしようと、目力だったり、存在感で伝わってくる、それがリアーナの魅力ですね」と目を輝かせる。
ジャドール ローとリアーナの迫力のあるキャンペーン フィルムからは、「最初のキャップ使いがとってもかっこいい。あれはリアーナじゃないとやらないんじゃないかな。ブロンドヘアにヌーディメイクもよかったですね。ゴールドのイメージって、1番、トップ、女王、優勝と最高の位置にあると思うんだけど、リアーナがかっこいいってだけじゃなく、みんなそれぞれ自分の中の優勝パフォーマンスをしようぜ!っていうポジティブさを感じました」とメッセージを受け取ったようだ。
RIEHATAとダンス
RIEHATAさんにとってダンスとは、自分の気持ちを伝える手段だという。「喜怒哀楽、たくさんの感情があるけど、それって言葉にすると違った意味に取られたり、フェイクに聞こえたり、傲慢だと思われたり、逆に弱い人と印象付いたり…。言葉で伝わらないことを、私はダンスにすることでナチュラルに伝えられるんじゃないかなって思う。『自信を持ってます』と言葉で言うよりも、自信を持っているようなダンスをする、『努力してます』って言えないから、努力をしてきた人生をダンスで表現する。弱さも不器用で出せないから、悲しいこともダンスで表す。本当にダンスに感謝していて、ダンスが大親友ですね」と語る。
今回のシューティングでも、キャンペーン フィルムに流れるリアーナの曲「Love on the brain」をBGMにダンスを魅せてくれた。「内なる叫びのようなリアーナの声に発散したくなるような感情にプラスして、ジャドール ローの香りに心が守られているような気持ちを感じながら、大きく手を伸ばしてみたり、自分を包み込んでみる動きをしたり、目をつぶって安心した表情をしたり、空を見上げたり。自分に心地よく踊っていた感じですね」と、オーラをまとったダンスが印象的だった。
ダンスは命、とも語るRIEHATAの次なる目標は、メッセンジャーになること。「今日、ジャドールのグローバルキャンペーンでこのような関わりを持てたことで、間接的にですがリアーナや世界ともつながるようなアクションができ、私は日本人として、女性として、母として、もっといろんなボーダーラインを超え、表現者として、世界中で人々に自信を与えたり、もっと好きなことで輝いていいんだよっていうメッセージを伝えていきたいと思っています。ダンスだけじゃなく、音楽もファッションもやっているので、それらを通して、みんなで人間力を高めて、人生を豊かにしていきたい。そんなメッセージを持って世界中を飛び回り続けたいと思います」。
◾️RIEHATA
1990年8月9日、新潟県生まれ。Chris Brown、Lady Gaga、 BTS、TWICE、EXILEなど、国内外アーティストからラブコールを受けるダンサーアーティスト・コレオグラファー。歌手としても活躍し、8月に初のバラードとなるニューシングル「たいせつなきもち」をリリース。人気漫画「ワンダンス」のアニメ化(2025年放送開始予定)にダンスプロデューサーとして就任し、新たなキャリアのページを開く。
衣装:DIOR
リアーナの「ジャドール」キャンペーン フィルムが公開中
スティーヴン・クラインのレンズを通して映し出される ジャドールの新しいミューズ、リアーナ。ヴェルサイユ宮殿を彩るゴールドの世界に現れたまさにクイーン、そして勝ち誇るフェミニニティの華麗なる化身。鏡の間は彼女のキャットウォークとなり、グラン・カナルは彼女のステージへと昇華する。そこに交わるディオールらしさ。
新しい象徴的なネックレスをまとったリアーナは、同じくマリア・グラツィア・キウリがデザインした淡いスパンコールが刺しゅうされたゴールドのドレスに身を包み、神々しい姿を披露する。あくまでも「彼女らしく」ありながら、リアーナは今まで魅せたことのない表情で、象徴的なフレグランスに心を傾け、人生を讃える言葉を唱える。「ジャドール!」と。
サプライズをもたらす、原点への回帰を表すフィルム。ディオール ドリームと、完全無欠なスターであり普遍的なリアーナと夢のような物語を讃えるセレブレーション。ジャドールとリアーナ。ゴールドに包まれた新しい夢が始まる。
photography: Suguru Tanaka, movie: Shunsuke Nakamura, styling: Shino Sugamuma, hair & makeup: Matsuko, nail artist: Chiori Ishima(uka) | text & edit: Akiko Fukuzaki, casting: Kim Soogyong, project management: Yuui Imai (FASHIONSNAP)
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