「ドクターマーチン(Dr. Martens)」のチェルシーブーツ「2976」って知っていますか?履き口のサイドに配した伸縮性のある素材による着脱のしやすさから人気があり、「8ホール」と並ぶドクターマーチンを代表するモデルの一つです。今回はそんな「2976」の展開しているラインナップやコーディネートへの取り入れやすさなど魅力を深掘りします。
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■2976とは?起源はヴィクトリア期
チェルシーブーツ(サイドゴアブーツ)の起源は、ヴィクトリア女王がイギリスを統治していたヴィクトリア期に、靴職人が即位して間もないヴィクトリア女王のために作った靴と言われています。脱ぎ履きが容易でありながらフィット感が高い実用的なブーツで、シューレースはなく伸縮性のあるサイドゴアがトレードマーク。1960年代にモッズなどのスタイルが流行した「スウィンギング・ロンドン」のチェルシー地区でブームが起こったことからチェルシーブーツと呼ばれています。
ドクターマーチンといえば「8ホール」の呼称でも知られる「1460」が有名ですが、チェルシーブーツ「2976」も1970年代から製作しているロングセラーモデル。ドクターマーチンを象徴する飴色のアウトソール「AirWairソール」と、履き口に付けられたヒールループが特徴で、滑らかな輪郭のアッパーに仕上げられています。誕生後にデザインチェンジがありましたが、約2年前にオリジナルに忠実なデザインでアップデートしました。
■定番から厚底、ミドル丈、ヴィンテージ仕様まで豊富なラインナップ
2976のオリジナルとなるメインモデルは、ドクターマーチンを代表するウェルトのイエローステッチが目を引く「2976 YS」。ブラックとホワイトの2色を展開しています。
そのほか厚底やロングブーツなど「2976 YS」から派生したモデルの一部を紹介。シーズン限定商品など、豊富なラインナップで展開されています。
ボリュームのある厚底ソールでアップデートした「2976 QUAD」
■2976はどう履きこなす?着用スタイルを紹介
2976が人気の理由の一つは、洗練されたシルエットによってカジュアルやモードなど様々なスタイルに取り入れやすいこと。ワークパンツやデニム、スラックスなど幅広いパンツと相性が良く、ショーツやミニスカートに合わせて着用すると足元でボリューム感が出てスタイリングが引き締まります。
モデル:永岡 拓真
ビーニーにブルゾン、ワークパンツといったストリートテイストのスタイリングにも合わせることができます。
モデル:Mamadou
ショートパンツにブーツとソックスの丈感がマッチ。
モデル:工藤 ちなみ
イエローステッチが落ち着いたカラーのコーディネートのアクセントに。
モデル:るうこ
ミニスカートに合わせたスタイリング。カジュアルな装いを足元で引き締めます。
モデル:Tsubasa
淡いデニムとボーダーTシャツのスタイリングに着用。足首にベルトを巻くことでアクセントに。
モデル:mirai
タイダイ柄のトップスにオレンジのパンツというカラフルなウェアにブーツを合わせたスタイリング。
■ドクターマーチン
問い合わせ先:ドクターマーチン・エアウエア ジャパン 03-6746-4860
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