秋冬のムードを盛り上げるレザーバッグは、自分らしい個性と上品さを引き立てる最旬アイテム。今回は身につけるだけで装いをブラッシュアップする、昨今のトレンドに沿うレザーバッグを4つのキーワードと共にご紹介します。上質な素材が持つしなやかな風合いと心惹かれるデザイン、ノンストレスな使い心地にこだわったレザーバッグは、"ここぞ"というときに頼れる相棒的存在になりそうな予感。デイリールックを格上げするハンドバッグやショルダーバッグ、オフィススタイルに自信を与えるトートバッグを厳選してお届けします。
ADVERTISING
目次
キーワード1:マーケットバッグ
気軽に持てるマーケットバッグを革素材で構築すると、しなやかさが生み出す自然なシルエットが新鮮さを演出し、飾らない大人の余裕を漂わせます。今季のバッグトレンドは硬質なデザインから一転し、柔らかな立体感を伴うレザーで仕立てられたソフトバッグがメインに。ハンドルを活用した多様な持ち方で、硬さを脱ぎ捨てた新しいバッグの可能性を探求してみてはいかが?ランウェイで披露された、クラッチ風に抱える見せ方も今の気分にマッチ。
beautiful people / LARGE MARKET BAG IN SHRINK LEATHER



陰影を描く光沢としっとりとした風合いが高級感を醸す、イタリア製シュリンクレザーと素朴なマーケットバッグのフォルムを組み合わせた「ビューティフルピープル(beautiful people)」のバッグ。「高価」と「安価」、「理想」と「現実」という相反する要素を掛け合わせた、ブランドならではの視点が光る小粋なデザインが特徴です。オンオフ共に幅広い場面で活躍する、A4サイズの書類が縦にすっぽりと収まる実用的な設計で、デイリーに使いまわせます。
THE RERACS×Pachyderm / Regi big


バッグブランド「パキダム(Pachyderm)」と「ザ・リラクス(THE RERCS)」のコラボレーションによるレジ袋型のレザーバッグは、余計な装飾を排除したミニマルな佇まいが特徴。様々な持ち方ができるシームレスなハンドルが、ぽってりとしたボディの個性を主張しながらスタイリングの幅を広げてくれます。使うほどにくったりと馴染む表地には、高級メゾンも採用するヨーロッパ産のシボ感豊かなカウレザーを使用。時代に左右されないタイムレスな素材が品の良さを醸し出し、手にするだけでさりげない優雅さを覗かせます。
キーワード2:マイクロバッグ
たっぷりの容量よりも装飾性に重きを置いた「身につけるオブジェ」として楽しめる「マイクロミニバッグ」が再び脚光を浴びています。ブランドロゴをあえて隠したアノニマスなアイテムや、何気ない日々にパンクな気分をひと匙加えるプロダクトなど、小さくとも絶大な存在感をまとう、世界観に引き込まれるようなバッグが狙い目です。
BIÉDE / ELEMENT 10《DEP.》BLACK EDGE



「ビエダ(BIÉDE)」のショルダーバッグは、ジェンダーレスにフィットする小ぶりなサイズが魅力的。スタイリングのアクセントになるボックスポーチの外側には、スムースレザーのチケットポケットと生産地を示すナンバリングをあしらっています。プライバシー重視のパドロックと調節可能な太幅のショルダーストラップ、3つの内蔵カードホルダーで安全性を増し、キズが目立ちにくいスプリットレザーでデイリーから旅行まで対応する汎用性の高さを実現。ブランドらしい繊細なこだわりを感じさせる、職人の手による端正なエッジディテールも◎。
beautiful people / RIDERS FLAP PURSE




「ビューティフルピープル」のフラップパースは、1970年代のライダースジャケットにインスパイアされたユーモラスなアイテム。フロント部分には、定番ライダースのパーツをコンパクトに凝縮し、スマホが入る背胴ポケットでスムースな使い心地を叶えています。ファスナー開閉のメインコンパートメントは、ポケットとカード入れ、札入れ、コインポケットを装備した効率的な財布仕様。素材はライダースと同じ羊革を使用し、硬さを取り除くベジタブルなめしと特殊オイル加工の効果で、柔らかな手触りを実現しています。
キーワード3:ミニボストンバッグ
高品質なレザーを用いたミニボストンバッグは、丁寧な縫製と洗練されたデザインで飽きがこない、長く愛用できる一品。スマホや財布、リップ、ハンドクリーム、フレグランスなど、日常の必需品をしっかりと収納できる懐の深さが魅力的。コロンとした丸みのあるフォルムで女性らしさを引き立て、カジュアルルックにはもちろんオケージョンスタイルにも違和感なく溶け込みます。
CAMBRIDGE SATCHEL / THE BOWLS BAG



1930年代の骨董市で発見した円筒形のバッグを、モダンに再解釈した「ケンブリッジ・サッチェル(CAMBRIDGE SATCHEL)」のミニボストンバッグ。独特なバレル型が特徴的なシーンを選ばずに本領を発揮する、ブランドのシグネチャーモデルです。使い勝手のいいマグネット式の留め具にはクラシカルなバックルの意匠を残し、バッグが転がるのを防ぐ底鋲や、取り外し可能なストラップを添えることで機能性を充実。落ち着きある気品を放つ、シックなブラックとグラマラスなゴールドの配色にも惹かれます。
キーワード4:オフィスバッグ
忙しくも美しさを忘れない「オフィスコア」の台頭と共に、あらゆるタスクをサポートする大容量トートが注目を集めています。凛とした色合いに仕立てた上質なレザーバッグを迎えると、自然と背筋が伸びるような品格のある装いに。リラックス感のあるラウンドシルエットからきちんと感のあるスクエアシェイプまで、トレンドをキャッチする自分らしいオフィスバッグを手にしてみて。
BIÉDE / ELEMENT 03《SCORE》YELLOW EDGE



鮮やかなイエローエッジが記憶に残る「ビエダ」のトートバッグは、性別を問わずに扱いやすい大きめなサイズ感が特徴。ソフトタッチな縦長タイプで角に優しさを秘めた、広いマチと便利なポケットを備えるオンオフ兼用アイテムです。外側には質感の異なるスムースレザーポケットとミステリアスなナンバリングを配し、ビジネスシーンでの使い勝手も申し分なし。取り外し可能な太幅ショルダーストラップ付きで荷物の多い日にも対応し、奥行きあるコンパートメントにはラップトップや大型本もすっきりと収まります。14インチMacBookの収納ができる、内側に配したクッションポケットも◎。
THE RERACS×Pachyderm / Kami big



優等生な印象に寄りすぎないオフィススタイルにシフトするなら「パキダム」と「ザ・リラクス」の協業によって誕生した、"紙袋"をコンセプトにしたレザーバッグがぴったり。生活に根付いたショッパーの合理性を活かしながら、計算されたフォルムと絶妙なサイズ感でシャープな佇まいに仕上げています。特別感溢れるコラボモデルは、肩掛けが可能なショルダーストラップと、トップの開閉が簡単なスナップボタン付き。素材にはヨーロッパから調達したハリのあるレザーを使用し、使い込むほどに表情を変える経年変化を楽しめます。シンプルながらもモードな横顔に惚れぼれしてしまう、スマートなトレンドバッグです。
最終更新日:
ADVERTISING
RELATED ARTICLE
関連記事
RANKING TOP 10
アクセスランキング

「ほぼ日手帳」が過去最高96万部突破 アナログ回帰的な“手書き文化”取り込み好調