インサイド

アトモスピンク7月のベストスニーカー「ナイキ エア リフト ブリーズ」　7月、アトモスピンクで最も売れたのが、「ナイキ（NIKE）」のサンダル「ナイキ エア リフト ブリーズ」。エア リフトは、足袋のようにつま先が分かれたフォルムにナイキならではの「エア（Air）」クッショニングを採用したモデルで、日本では女性を中心に人気を集める夏の定番サンダルだ。同モデルはアッパーにブラックレザーを採用し、桜モチーフのチャームを付属したもの。幅広いスタイルにマッチすることから、ファッション感度の高い女性の心を掴んでいるようだ。◆ニューバランスのホットな新作スニーカーが売上を牽引 　売上1位とはならなかったものの、特にホットなスニーカーとしてアトモス ピンクで売上を牽引したのが、「ニューバランス（New Balance）」の新作「204L」。  発売前から、スタイリストさんの間など、ファッション業界で「まるでミュウミュウの世界観を宿したようなスニーカー」と評され、注目度が高かったアイテム。前評判もあり、発売日に即完売しました。ロープロファイル（薄底）スニーカーブームの波に乗り、さらにトレンドのブラウンカラーが相まって人気となり、実売に繋がりました。 　同じくロープロファイルにおいては、「アディダス（adidas）」の「サンバ（SAMBA）」も引き続き女性からの支持が高く、売上を伸長。フットボールのトレンドから、スパイクのようなシュータン付きのスニーカー人気が高まっているという。そのほか、「オン（On）」の「クラウドティルト 1（Cloudtilt 1）」や、「アグ（UGG）」の「ゴールデングロウ（GOLDENGLOW）」も売れ筋となった。8月の注目リリース「エア ジョーダン ミュール」　アトモスピンクが注目する8月の新作スニーカーが、ナイキの「ジョーダン ミュール」。トレンドのローファーシルエットをベースにしたウィメンズ向けの新作だ。■アトモスピンク：公式オンラインストアエミ7月のベストスニーカー「アシックス ゲルキネティック フルーエント」　エミでは、タウンユースの定番となりつつある「アシックス（asics）」のスニーカーが1位に。アーカイヴランニングシューズのディテールを再解釈した「ゲルキネティック フルーエント」を、ホワイトとライトブルーを掛け合わせた別注カラーで仕上げたモデル。◆ナイキから登場した待望のローファースニーカーも堅調  　エミでは、ナイキがリリースし注目を集めたローファースニーカー「エアマックス フェノメナ」も大きく売り上げに貢献。ローファートレンドの波はまだまだ続きそうだ。8月の注目リリース「プーマ モストロ パーフ」　エミが8月に注目するシューズは、「プーマ（PUMA）」の「モストロ（MOSTRO）」を新たなスタイルにアップデートした「モストロ パーフ（MOSTRO PERF）」。モード感のあるプレミアムなパンチングレザーを採用し、カジュアルながら洗練されたスタイルを演出している。エミでは、アッパーにブラウン、内側にライトブルーを配した別注カラーを発売。■エミ：公式オンラインストアABCマート グランドステージ7月のベストスニーカー「アディダス サンバシリーズ」　ABCマート グランドステージでは、アディダスのサンバシリーズが売上トップに。この数年で一気に人気に火が付いた同モデルだが、依然として支持は高いままのようだ。◆この夏はアディダスが好調　ブロークコアやバレエコアで存在感  　ABCマート グランドステージでは、サンバシリーズだけではなく、アディダスが絶好調。スニーカーは、「ハンドボール スペツィアル（HANDBALL SPEZIAL）」や「ガゼル（GAZELL）」、「タバコ（TABACCO）」などが特に人気を集めたという。バレエコアのトレンドも後押しし、アディダスを代表するロープロファイルのモデルとして、「トーキョー（TOKYO）」や「テコンドー（TAEKWONDO）」もヒットした。 ブロークコアファッションの流行により、アディダスのアパレルも良く動きました。サッカーシャツやトラックジャケット、ショート丈のTシャツに、足元はサンバをはじめとするアディダスのシューズを着用するスタイルが多く見られました。さまざまなファッショントレンドを通して、アディダスの存在感を感じるシーズンでした。8月の注目リリース各社からメタリックカラーが続々登場　ABCマート グランドステージでは、この秋にかけて各社からリリースされるメタリックカラーのスニーカーに注目。アディダスからは、「SL72」や「ハンドボール スペツィアル（HANDBALL SPEZIAL）」、ニューバランスは「U509」、プーマは「スピードキャット バレエ（SPEEDCAT BALLET）」、ナイキからは「エアマックス ミューズ（AIR MAX MUSE）」にメタリックカラーがラインナップする。■ABCマート グランドステージ：公式オンラインストア

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スニーカーショップ各社に聞く、2025年7月のヒットスニーカー【ウィメンズ編】

ミタスニーカーズ7月のベストスニーカー「オン クラウド 6」　ミタスニーカーズでは、「オン（On）」の定番スニーカーがヒット。アイコンシューズ「クラウド 6（CLOUD 6）」をはじめ、「クラウドモンスター ヴォイド（CLOUDMONSTER VOID）」が売上トップに君臨した。◆バリエーション豊かなサンダルも好調  　フェスやレジャーが活発になる7月。ミタスニーカーズでは、スニーカー以外にもサンダルカテゴリーに加えて、ミュールタイプやクロッグタイプなどの動きが好調に。「サロモン（SALOMON）」の「RX メリージェーン」や、「プーマ（PUMA）」の「モストロフェイ」などのメリージェーンタイプの需要も高まりつつあるほか、「キーン（KEEN）」や「ホカ（HOKA）」の水陸両用サンダルにも注目が集まったとのこと。 サンダルカテゴリーでは、「エアマックス ココ（AIR MAX KOKO）」や「エアマックス アイラ（AIR MAX ISLA）」など、これまでレディースの需要が高かったナイキが、新たに「リジュビネイト（REJUVEN8）」を通してメンズ人気を博しています。 ◆ランニングシューズのトレンドに新たな潮流  　ランニングカテゴリーでは、各ブランドのアーカイヴを掛け合わせた“ハイブリッドスタイル”が新定番に。ナイキの「ショックス R4（SHOX R4）」や「ショックス TL（SHOX TL）」、ニューバランスの「U2000」、アシックスの「ゲル クォンタム キネティック（GEL-QUANTUM KINETIC）」や「ゲルキネティック フルーエント（GEL-KINETIC FLUENT）」、ミズノの「ウェーブプロフェシーモレリアネオ（WAVE PROPHECY MORELIA NEO）」を筆頭に、建築的な構造美をまとったランニングシューズが新たなトレンドとして注目だ。 ロープロファイルなシルエットがトレンドを牽引していますが、その流れがフットボールをルーツに持つニューバランスの新作「204L」に派生すると考えています。若年層の間では、アメリカ製やイギリス製に固執することなく、アジア製の実験的なフットウェアがスニーカーを好きになる入り口になっている印象です。 同じくニューバランスでは、992がユニセックス品番としてリストックしたタイミングでもあったので、幅広い世代から支持を受け、継続的な売り上げに繋がっています。新作発売の一足先に、ランウェイでコラボレーションモデルをお披露目するニューバランスの発信方法も浸透してきている印象を受けます。8月の注目リリース「ナイキ エイバ ローバー」　ミタスニーカーズが選んだ8月の注目スニーカーは、ナイキの新作「エイバ ローバー」。ナイキが得意とするランニングシューズのテクノロジーを応用したモデルで、クッション性の高い「リアクト X フォーム」を採用し、履き心地とデザイン性を両立している。■ミタスニーカーズ：公式オンラインストアアトモス7月のベストスニーカー「エア ジョーダン 1 シャッタード バックボード」　続いて、アトモスで売上1位となったのは、ナイキが6年ぶりに復刻し話題を集めた「エア ジョーダン 1（AIR JORDAN 1）」の「シャッタード バックボード（Shattered Backboard）」。マイケル・ジョーダンがダンクシュートでバックボードを破壊した、1986年のエキシビジョンゲームに着想を得たデザインで、2015年の発売当時の"ファーストカラー"を初めて復刻したことで、ヒットスニーカーとなった。◆インバウンドは依然ランニング系やテック系に熱視線  　7月は、シャッタード バックボードのほか、ニューバランスの「U992GY USA」や、ナイキの「エアマックス 95 OG」が、スニーカー好きに刺さり売上を牽引。店頭では、7月後半に入荷したアシックスの「ゲルカヤノ 14」も好調に。インバウンドを中心に、アシックスやサロモン、オンといったランニング系やテック系のブランドも依然人気とのこと。 ウィメンズでは、ニューバランスの「204L」やエアジョーダンのミュールといった新しいスタイルが人気を集めています。その一方、メンズではそれに当たるモデルが出ていないことから、スニーカー好きとは異なる若年層を取り込めていないことを課題に感じています。8月の注目リリース「サロモン XT-6」エクスクルーシヴカラー　アトモスが選んだ8月の注目リリースは、サロモンの定番モデル「XT-6」の別注カラー。日本の鯉と鶴をモチーフにした日本独自の配色だ。■アトモス：公式オンラインストアビリーズエンター7月のベストスニーカー「アディダスオリジナルス JAPAN CITY SERIES  “札幌”」　ビリーズエンターでは、イギリスのスニーカーショップ「size?」とタッグを組んで手掛けたアディダスの「サンバ」が売上トップに。日本の都市をフィーチャーしたシリーズの第1弾として、札幌にフォーカスしたモデル。ドイツのミュンヘンが札幌の姉妹都市であることから、アディダスのアーカイヴモデル「ミュンヘン（MUNCHEN）」をベースモデルに採用。サイドの文字を「MUNCHEN」から「札幌」に変更し、札幌をイメージしたカラーで仕上げた。◆ロープロファイル人気は継続、VANSのバルカナイズドシューズが好調  　ビリーズエンターでは、サンバ同様、ロープロファイルスニーカーの人気が高く、「ヴァンズ（VANS）」が展開する「ヴァンズ プレミアム（VANS PREMIUM）」シリーズの「オーセンティック（Authentic）」と「スリッポン（SLIP-ON）」の日本限定デザインも売れ筋に。また、近年ウィメンズをターゲットに注力しているというアディダスの「テコンドー（TAEKWONDO）」の別注カラーも売上を牽引した。 ヴァンズはインバウンドではなく国内需要が高く、日本でのバルカナイズドシューズの一定人気の高さを実感しました。8月の注目リリース「アシックス ゲルキュムラス 16」　ビリーズエンターが注目する8月の新作は、アシックスの「ゲルキュムラス 16（GEL-CUMULUS 16）」。「セシリー バンセン（Cecilie Bahnsen）」とのデザイン協業モデルをきっかけに登場した同シューズは、2014年に発売されたランニングシューズを復刻したインラインモデルとして登場予定。■ビリーズエンター：公式オンラインストア

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