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　帝人フロンティアは、一般的にスポーツウェアやファッションインナーなど、ストレッチ性を有する衣料品に用いられるポリウレタンの強度耐久性、軽量性、堅牢度といった課題に着目。同社はポリウレタンに代わる繊維として、自社開発のポリトリメチレンテレフタレート（PTT）繊維「ソロテックス（SOLOTEX）」を使用したストレッチ素材の開発および供給に力を入れてきた。一方で、従来のソロテックスでは、真新しい外観や風合いを持つ質感、優しい肌ざわりで軽くストレスのない着用快適性を満たすことができなかったことから、これらの課題を克服する素材として新感覚のストレッチ素材「ソロテックス デライト」の開発に至ったという。　新素材は、芯糸と鞘糸のクリンプ構造差を極大化した微細立体表面構造とすることで、ナチュラルな凹凸の外観や適度なハリコシ、ドレープ感を実現。複数の異なるクリンプ構造の組み合わせによってエアリーな着用感や吸水速乾性があり、微細な生地の凹凸で発汗時のべたつきも防止する。環境に配慮し、芯糸のPTTコンジュゲート原糸の一部には植物由来原料、鞘糸にはリサイクルポリエステルを使用した。

Fashion

帝人フロンティアが新ストレッチ素材「ソロテックス デライト」を開発、ソフトでエアリーな着用感を実現

　藤田金属は、1951年の創業以来、鉄フライパンやアルミタンブラー、アルミの急須、風呂桶など金属を使った様々な日用品を製造している。FUJITA KINZOKU KOBA-FUKUでは、職人のモノづくりをサポートする機能性と、普段着としても使えるファッション性の両立を意識し、オーバーオール（3万3000円）、スウェット（1万9800円）、Tシャツ（1万6500円）、キャップ（6600円）を製作。金型作成、プレス加工、ヘラ絞り、油塗りから焼き入れまで藤田金属の職人の多岐にわたるモノづくりの工程を、エフシーイーのデザイナー山根敏史と山根麻美が観察し、複数工程の動きを考慮したシルエットや、必要な工具を取り出す動きに着目したマルチポケットの配置、丸洗いができる生地など、オールシーズン着用するワークウェアとして工夫を凝らした。生地は帝人フロンティアの協力のもと、経年劣化しにくくストレッチ効果や形態安定性を持つ機能繊維「ソロテックス（SOLOTEX）」を採用。カラーは全てグレーの一色展開で、キャップはサイズフリー、そのほかはLとXLの2サイズを用意する。

F/CE.®

F/CE.®が大阪の町工場「藤田金属」の制服を製作、数量限定で販売

　同社のPB「フィールドコア（FieldCore）」で展開しているリバーシブルワークスーツは、同社のアンバサダーを務めるファッションアナリストの山田耕史と共同開発した商品で、帝人フロンティアの「ソロテックス（SOLOTEX®）」を用いた撥水のスーツをジャケット2900円、パンツ1900円という低価格で提案している。オンラインストアでは完売しており、企業のユニフォームとして500着分の納入依頼もあったという。　現在進めている企画では、リバーシブルワークスーツで購入者から届いた「シワが目立つ」「ポケットが使いづらい」といった声を受けて改良するとともに機能を向上させ、よりビジネスシーンでも活躍できるスーツの開発を目指す。自転車通勤者向けのコートなど新しいジャンルの商品開発も検討しているという。　2021年3月期は通期業績としては10期連続で最高益を達成。PB商品の売上高は前期比39.4％増の872億8800万円で、秋冬物が好調だった。チェーン全店のPB売上比率は59.7％で、前年同期から8.3pt上昇した。PBではアスレジャー向けとプロ向けを展開しており、当期はアウトドア商品に話題が集中したが、今期（2022年3月期）はプロ向け商品を強化していく方針。PBの中には売れ残った商品もあり、需要予測発注システムなどを活用し在庫コントロールに取り組む。プロ顧客離反への懸念については「#ワークマン女子」の出店加速で顧客の棲み分けを図っていく考えだ。

ワークマン初のスーツ「リバーシブルワークスーツ」ほぼ完売　新商品の開発に着手

　ビッグシルエットの「DICKIES SOLOTEX TROPICAL WOOL BIG WORK SHIRT」（2万2000円）には帝人フロンティアの機能繊維「ソロテックス」を用いて、エレガントで洗練されたルックスと快適な着心地、イージーケアを実現。スナップボタンを採用し、フロント裾にはディッキーズのアイコンパッチを付けた。セットアップで着用できる「DICKIES SOLOTEX TROPICAL WOOL STRAIGHT PANTS」（2万6400円）は、ディッキーズ定番のストレートシルエットのパターンをベースに仕上げた。いずれもブラックとチャコールグレーの2色を用意する。　「DICKIES BAGGY CHAMBRAY WORK SHIRT」（2万2000円）は、ソフネットが2021年春夏コレクションでも取り入れたバギーフィットにサイズをアレンジ。素材にはライトな着用感のシャンブレークロス、ボタンには艶やかな光沢を放つ貝ボタンを採用するなど、通常のワークシャツにはない上質な素材を使用した。フロント裾にはディッキーズのアイコンパッチとフラップ付ポケットをあしらった。ブラックとネイビーの2色をラインナップする。　「DICKIES WIDE TAPERED PANTS」（2万900円／いずれも税込）はソフネットオリジナルのワイドテーパードシルエットをベースに、ディッキーズを代表するハリ感のあるT/Cツイルを素材に採用。ウエスト内側には両ブランドアイコンをあしらった腰帯を施した。定番のブラック、ベージュの2色を展開する。

SOPHNET.

ソフネット×ディッキーズ、ワークシャツとチノパン仕立てのボトムスを現代的にブラッシュアップ

london diary

ヴィンテージマスター 十倍直昭が、手に取りやすい価格でヴィンテージとしての楽しみも味わえる隠れた名品を「令和のマストバイヴィンテージ」として紹介。

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