フィナーレの様子
Image by: FASHIONSNAP

Fashion フォーカス

「ザ・ダラス」が初めてのショーで示した、SNSでは伝わらないライブ感

フィナーレの様子
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 「これまでの2年間に感謝の意を表して」。田中文江が手掛ける「ザ・ダラス(THE Dallas)」が、初のファッションショーを渋谷ヒカリエで開催した。2016-17秋冬シーズンにデビューした東京発の新進ブランドは、大手の販売店でも取り扱いが増えており、ユナイテッドアローズが展開する「6(ROKU)」などで展開されている。「セクシーでありながら自立した女性の為の服」を製作するザ・ダラスが、初めてのショーで大切にしたことはショーが持つライブ感だ。

 

 2児の母でもあるデザイナーの田中文江は大阪モード学園を卒業後、ワールドの「ビルダジュール(ville dazur)」でキャリアをスタートし、サザビーリーグで「アンドエー(And A)」の立ち上げに携わった。その後、ユナイテッドアローズやジュンなどでデザイナーを経験し、2016年にザ・ダラスを立ち上げた。

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 ブランド立ち上げから2年を迎え、改めて自身を見つめ直そうという想いから「ミラー」をテーマにコレクションを製作。イヤリングから火が付いたブランドということから、35体全てのルックに異なるイヤリングを付けたという。

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 ショーは3部構成で、1部はニットやオーバーサイズのコートなど自然な姿でリラックスできるウエア。2部は暗さや葛藤を表現するためモノトーンで統一し、3部は明るく男性に愛される女性のイメージを訴求した。またSNSが台頭する時代だからこそ、ショーならではのライブ感を演出するため、各パートのイメージを反映させた香りをモデルにまとわせて、嗅覚でも楽しめるファッションショーを提案した。今回は田中自身が実際に使用している香水を使用したが、今後はオリジナルの展開も視野に入れているという。

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 スタイリングを想定してデザインするアプローチの田中は、ショーのスタイリングも自身で手掛けている。「ここ半年以上はジャズを聞きながらデザインを膨らませています」とし、ショー音楽もジャズ。デザイン画の時点からコレクション全体を想定し、1体ごと作っていったという。

 「これまでザ・ダラスに関わって頂いた方全てに感謝したい」という想いから開催に至った今回のショー。今後については「クリエイションの沸点がきたときに開催することができれば」と話している。

■THE Dallas:2018-19年秋冬コレクション全ルック
■東京ファッションウィークの最新情報:特設サイト

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